足が冷たいのに汗かく時ってありませんか?!さくらの場合、冷え性で足が冷たいのに、なぜか汗っかきで特に足汗がひどく、足がべたついて不快だし、臭いも気になるし、サンダルには足汗の形がつくしで悩んでいます。どうしてこんなことになるんでしょうか…
足が冷たいのと汗かくのって、一見真逆のように思いますよね。汗は暑い時にかくものですし。でも、調べてみるとそうではないことがわかってきました。
ということで今回は、
「足が冷たいのに汗かくのはなぜ?!」
「足の冷え性と汗っかきを両方解消しよう!」
「重曹足湯で足汗と足の臭いの悩み解決!」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.足が冷たいのに汗かくのはなぜ?!
桜が散って梅雨が近づく頃になると、そろそろ汗が気になる季節になりますね。でも、気温とは関係なく、足が冷たいのに汗をかくことで悩んでいる人も多いと思います。
足が冷たいのに汗をかくのはなぜかを説明する前に、足が冷えるメカニズムから説明します。体が暑さを感じるのは、上半身の体温が上がっている時です。上半身には心臓や内臓など生命を維持するのに大切な臓器があるため、熱を保たないといけないため、体温が上がりやすくなっていいます。
反対に、足は心臓から一番遠い末端にあり、靴や靴下で締め付けられて縮こまっています。ハイヒールやパンプスの場合、さらに足先はぎゅっと縮こまって血行が悪くなっています。そんな過酷な状態下にあるため、足先は冷えやすいんです。
そんなアンバランスな状態になっている時、体温が上がると、暑さを感じた脳が汗をかくように体に指示を出し、足が冷たいのに汗をかくという状態になってしまうという訳です。
また、最近低体温の人が増えていることも原因の一つに挙げられます。低体温とは、平熱が36度未満の状態のことです。普段の平熱が低いと、少し体温が上がっただけで、脳が体温を下げるために汗をかくよう指令を出すため、汗はでるのに足が冷たいという状態になってしまうんです。
特に、手足などの末端が冷たいのに上半身はほてって暑いという人は、「現代冷え」という冷え性かもしれません。現代冷えは、ストレスが原因で自律神経が乱れ、その結果体温調節がうまくいかなくなり起きます。
まとめると、低体温の人、冷え性の人、ストレスが原因の現代冷えの人が、足が冷たいのに汗をかくという状況になってしまうということです。どのケースでも「体の冷え」が問題だということですね。
2.足の冷え性と汗っかきを両方解消しよう!
足の冷え性と汗っかきが関係しているので、冷え性を治せば変に汗をかくことも減るので、体の冷えと汗っかきを一緒に解消しましょう。ではどうすればいいでしょうか?!
1)体の内側から温める
体を温める食べ物・飲み物を摂るように心がけたり、冷たい飲み物、体を冷やす食べ物を避けるようにしましょう。
体を温める食べ物・飲み物についてはこちらを参照→末端冷え性改善に効果的な飲み物・食べ物は何?アルコールの上手な摂り方は?
2)運動で温める
軽い運動やストレッチを生活に取り入れましょう。エレベーターを使わず階段を使う、寝る前にストレッチで体をほぐす、電車では座らず立つ、などで体の血行をよくしましょう。
運動・ストレッチについてはこちらを参照→筋トレで末端冷え性を改善しよう!簡単なストレッチ・エクササイズで運動不足解消!
3)外からの刺激で温める
足湯やマッサージ、ツボ押しなど、外部から刺激を与えることで体を温める手もあります。
足湯・マッサージについてはこちらを参照→足が冷たい時足湯で効果的に温めよう!さらに効果UPさせる方法もご紹介
4)自立神経を整える
自律神経の乱れから体温調整がうまくいっていない場合、自律神経を整える必要があります。自律神経を整えるには、リラックスすること、ストレス解消することが大切です。
忙しい毎日、なかなか自分の時間を取るのは難しいかもしれませんが、一日に一回でもホッとする時間を作って、心の疲れも取り除きましょう。
自律神経と冷え性の関係についてはこちらを参照→冷え性・末端冷え性はうつと深い関係あり!身体の冷えは心の冷えかも

3.重曹足湯で足汗と足の臭いの悩み解決!
冷え性を改善すれば、無駄な足汗も出なくなります。それには先程ご紹介したように、足湯が効果的です!
しかも、、、あるものを加えるとさらに足を温める効果が強まり、足の臭いまで解決できるんです!!そのあるものとは「重曹(じゅうそう)」です。
家事をする人には馴染みのある重曹ですが、別名は炭酸水素ナトリウムという名前で、弱アルカリ性です。重曹は掃除をする時に大活躍で、汚れを浮かしたり、研磨剤代わりに使ったりと重宝されます。
そんな重曹には、消臭効果もあるんです!その消臭効果を利用して足の臭いを取ろうという訳です。
実は、足の臭いの原因となるのは、足の汗、垢、角質、皮脂などによって発生する雑菌の分解物である「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」という物質のせいです。イソ吉草酸は納豆の臭いにも含まれているので、足のくさい臭いが納豆の臭いと似ているんですよ。
そんなイソ吉草酸はとても頑固で、洗ってもなかなか落ちないという特徴があります。そこで重曹の登場です。重曹はアルカリなので、酸性であるイソ吉草酸と混じると中和され、臭いを消してくれるんです。アルカリで酸を中和することで、落ちにくいイソ吉草酸も落ちてしまいます。
やり方は簡単です。
1.お湯を張った洗面器に小さじ1杯ほど重曹を加える
2.10~15分足をつける
たったこれだけです。簡単ですよね!
・臭いが気になる人はもっと長く30分ほど浸してもOK
・お風呂あがりに足湯をすると効果的
・毎日継続して続けると効果的
・お酢を小さじ1杯ほど加えると効果的
しかも、足の臭い以外にも効果があります。
・角質が落ちて足がすべすべになる
・水虫対策にもなる
・かかとの角質が取れる
・血行がよくなる
いいことづくめですね☆しかも、重曹は百均でも買えるので、とてもコストパフォーマンスもいいです。
4.最後に
今回は足が冷たいのに汗をかく原因と対策についてまとめてみました。足の冷えも汗も臭いも嫌なものです。足の悩みがある方は、是非重曹足湯で悩みを解消してくださいね!