以前、目の疲れを取るためにツボにお灸をするのが効くというブログを書きましたが、今回は足が冷たい末端冷え性やお腹などの冷え性をお灸とツボで改善しよう!の巻きです。
ツボは身体のいたるところにあって、色んな作用がありますよね。足が冷たい末端冷え性やお腹などの冷え性に効くツボもあるようです。
ということで今回は、
「足が冷たい末端冷え性・お腹などの冷え症に効くツボ」
「お灸の効果は?!」
「危なくないセルフお灸のやり方」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.足が冷たい末端冷え性・お腹などの冷え症に効くツボ
まず、冷え性に効くツボ押しをする前に、より効果的に行なうために、「身体を温めてから」ツボ押しを行なってください。足やお腹が冷たい状態のままではいけません。
例えば、お風呂に入って湯船につかりながら、お風呂上がりにのんびりテレビを見ながら、お休み前のリラックスタイムに行なうのがいいんじゃないかと思います。
また、ツボは押すと痛気持ちいいような感覚のする場所です。場所がわかりづらい時は、この痛気持ちいい感覚を頼りに探してみてくださいね。
では早速ツボをご紹介します。
・三陰交(さんいんこう)
冷え性、生理痛、生理不順、脚のむくみなど、女性に多い悩みに効くツボです。
場所:ふくらはぎの内側、くるぶしから指四本分上のすねの骨の後ろにあります。
押し方:親指で痛いくらい10秒程強く押して、10秒程離すのを数回繰り返す。お灸もオススメですが、できない場合、熱いシャワーで刺激するのもOKです。
・八風(はっぷう)
冷え性、血行促進、風邪、足先の痛み・しびれに効くツボです。
場所:足の甲、親指から小指まで、指の付け根の間にあるツボです。
押し方:親指と人差し指でツボをギュッとはさんで押し合います。これを約10回、各指に行ないます。
・湧泉(ゆうせん)
冷え性だけでなく、ストレス、疲れ、生理痛、お腹・腰の冷え、むくみに効きます。血の巡りや循環をよくします。
場所:足裏、土踏まずの少し上の凹んでいるところにあるツボです。
押し方:親指でぎゅーっと力をこめて押してください。足ツボマッサージ器や、青竹、ゴルフボールなどでも刺激できます。
・太谿(たいけい)
水分代謝のバランスをよくするツボなので、冷え性、脚のむくみ、顔のくすみ、しみにも効果があります。
場所:脚の内側、くるぶしからアキレス腱沿いの凹んだところにあるツボです。血管が通っているんどえ、脈を打っている場所です。
押し方:軽くリズムよく押してマッサージしてください。
・太衝(たいしょう)
血流をよくして冷えを改善し、末端冷え性、のぼせ、ストレス、肝臓の疲れ、目の疲れに効くツボです。
場所:足の甲、親指と人差し指の骨がぶつかるところにあるツボです。
押し方:親指で揉みほぐすように押してください。
<注意>体調が悪い時、病気の時、食事をした直後、お酒を飲んだ後はツボ押しはやめてください。妊娠中もツボ押しは控えてください。
一旦場所を覚えておくと手軽に続けられますし、自分の身体に直接触れて刺激してあげることで、足が冷たい末端冷え性・冷え性改善だけでなく、ストレス解消やリラックス効果もあるので、是非続けてくださいね。
2.お灸の効果は?!
お灸は民間療法のように思われていますが、実は紀元前から中国で行なわれてきた東洋医学の一つで、中国では医療の一つと考えられています。
病院で治療を受けるのと同様に、きちんと効果があるものとして認められているということですね。日本でも千年以上も歴史があるんですよ。
お灸のスタンダードな形は、「もぐさ」と呼ばれる薬草を肌に乗せて火をつけ、身体を温める温熱療法の一つです。
お灸が効果的な理由の一つがもぐさです。もぐさの原料はよもぎです。よもぎといえば、香りが強く虫も寄り付かないことで有名ですが、欧米では「ハーブの女王」と呼ばれているそうです。それ位効果が高い薬草だということですね。
また、もぐさは火がつきやすく消えにくい点でもお灸にとても適しています。
そんな効能が高いよもぎを皮膚に乗せることで成分が浸透し、火の温熱効果で身体も温まりますが、お灸をツボに置くことでより高い効果が期待できます。
ツボは東洋医学では、経穴(けいけつ)と呼ばれています。そして、エネルギー、血液、体液が身体を巡る道を経絡(けいらく)と呼びます。経絡が線路だとすると、経穴は駅のようなものです。そんな経穴を温めることによってそこを流れる経絡を整えて、体調を整えるというわけです。
お灸にはちゃんと身体を健康にする理論があることがわかっていただけたと思います!
では、お灸は足が冷たい末端冷え性やお腹などの冷え性にも効果があるのでしょうか??
---答えはもちろん、イエスです!
お灸の温熱刺激で、血行やリンパの流れがよくなるので、冷え性改善にももってこいです!また、細胞が活性化されて免疫も上がるので、健康効果もばっちりです!
お灸にはいろいろな種類があるのをご存知ですか?
・点灸(てんきゅう)
米粒半分くらいのもぐさを直接肌に乗せ、燃え尽きるまで待ちます。直接肌に乗せるので熱いですし、上級者向きですね。
・知熱灸(ちねつきゅう)
小指の先ほどのもぐさを直接肌に乗せ、熱いと思ったら取り除きます。
・あぶり灸
火をつけたもぐさをつまみ、ツボに近づけ、肌に乗せずにツボを温めます。直接肌に乗せずにじっくりと温めるタイプのお灸です。
・竹の輪灸
竹の輪の中にもぐさを詰めて火をつけ、温まった竹を身体の上をコロコロ転がします。背中など広い面積を温めたい時にオススメです。
・棒灸
太い巻きタバコのように、もぐさを和紙でくるんで棒状にし、火をつけてツボに近づけます。棒灸もじっくりと皮膚を温めるお灸です。
・台座灸
台座の上にもぐさが乗っています。シールでツボに貼ります。簡単であまり熱くならないので初心者にもオススメです。
この初心者にもオススメの台座灸を使えば、自分でセルフお灸も簡単にすることができます!詳しく説明しますね。
3.危なくないセルフお灸のやり方
お灸には興味はあるけれど、ちょっと怖いし、まして家でやるなんて火事にでもなったらどうしようと思っている方も多いと思います。
さくらもお灸に興味がありながらもちょっと二の足を踏んでいた一人です。でも台座タイプのお灸を使えば意外と簡単にお灸ができるそうなんです。
準備するものは、画像のようなシール付台座タイプのお灸、ライター、灰皿、これだけです。何と火を使わないタイプや香りのいいアロマタイプもあるので、初めてお灸をする人はそちらが安全でいいかもしれませんね。
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せんねん灸の「ソフトきゅう竹生島」が初心者向けで、使いやすく、ドラッグストアなどで手に入るので人気のようです。
お灸が準備できたら、お灸をしたいツボを決めて乗せるだけ!簡単ですね。さくらも是非やってみたいです。
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4.最後に
今回は末端冷え性に効くツボとお灸をご紹介しました。さくらにとってツボは馴染みがあってたまに自分で押してみたりもしています。でもお灸はなかなかやる機会もありませんでした。でも最近では安全にできるお灸が出ていることもわかりましたし、是非セルフお灸に挑戦してみたいと思います!
ツボとお灸で目指せ、末端冷え性脱却!!
こちらの記事も参考にどうぞ → マッサージで末端冷え性改善☆足が冷たい冷え性は美肌の敵!