末端冷え性で足が冷たいさくらは今日も足先の冷えが辛いです。末端冷え性改善すべくリサーチをしていると、心の問題「うつ病」が冷え性にも関係しているとの情報を見つけました。
心と身体が深く関係しているのはさくらも知っていますが、うつ病と冷え性という全く関係のなさそうな二つの症状が関係しているのはとても不思議に思います。
でも、冷え性・末端冷え性で悩んでいる方は多いですし、うつ病やうつっぽい落ち込みで悩んでいる方も多いと思います。これはどちらも解決できるように深く調べてみる価値があると思います。
ということで今回は
「足が冷たい・末端冷え性とうつ病はどう関係があるの?」
「冷え性を治すとうつ病も治る?!」
「うつ病とストレス」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.足が冷たい・末端冷え性とうつ病の関係
今までさくらのブログで、末端冷え性になる具体的な原因やなりやすい生活習慣についてまとめてきました。(詳しくはこちらを参照。→末端冷え性はマッサージで改善☆冷え性は美肌の敵!冷え性改善のツボでリラックス効果も♪)
でも、心の問題については取り上げてきませんでした。完全に見過ごしていました…
冷え性と心の状態は密接に関係しています。ストレスがたまって心の状態が悪くなると、自律神経に影響を及ぼします。自律神経は、体温調節が適切にできるように脳に働きかける機能があるのですが、自律神経が乱れるとうまく体温調節ができなくなります。その結果、冷え性になってしまうんですね。
また、うつ病の方というのは、自分の思っていることを表現できず、溜め込んでしまっていることが多いと思います。そうやって感情を押さえ込むと、身体の筋肉も緊張してしまうそうです。
言いたいことが言えずにぐっと我慢している時、いつも以上に歯の食いしばりが強くなっていたり、肩に力が入っていることはありませんか?筋肉が緊張している状態が続くと、血流が悪くなり、足が冷たい・末端冷え性になってしまいます。
うつ病になってしまう方は、その緊張状態が長く続いています。そのため、筋肉が硬く凝ってしまい、血管は収縮した状態になります。そんな状態が長く続くのがいい訳がありませんよね。
特に足先や手足の末端にはとても細い髪の毛よりも細い毛細血管が通っています。とても細い血管なので、ちょっとしたことで血流が悪くなったり、切れたりしてしまいます。ストレスや心の状態も影響を与えてしまいます。
冷え性とは少し話がずれますが、『万病を治す冷えとり健康法』という本の中に、心の状態が身体に影響を与える例が挙げられていました。
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この本によると、心の悪い状態(心の冷え)と病気になりやすい箇所には関係性があるそうです。
【傲慢】人を見下す、見栄を張る、卑屈、権力にこびる
→肝臓・胆嚢が悪くなる
【冷酷】自分勝手、思いやりの欠如、冷酷
→心臓・小腸が悪くなる
【利己】自己保身、利己的、不精
→消化器が悪くなる、肥満になりやすい
【強欲】欲が強い
→大腸・肺が悪くなる、便秘になる
どうでしたか??もちろんこの本で言われていることが全てではないですが、自分の心の状態と身体の不調が繋がっていると考えて、心から改善していこうと考えるのはいいことだと思います。
この本では上で挙げた心の状態を「心の冷え」と呼んでいて、身体だけでなく心も温めましょうとまとめられていました。
「冷えは万病のもと」と言いますが、身体の冷えだけでなく、心の冷えも取り除かないといけないということですね。
2.冷え性を治すとうつ病も治る?!
話が少しそれましたが、足が冷たい・末端冷え性とうつ病の関係に戻します。冷え性とうつ病が関係しているとお伝えしましたが、ではどうやって治せばいいのでしょうか??
うつ病の症状と足が冷たい・末端冷え性が両方ある場合、自律神経の乱れが大きな原因だと考えられます。自律神経の乱れが心に影響をあたえるとうつになり、身体に影響を与えると冷え性などの症状がでるからです。
なので、どちらにも効果的な改善方法としては「自律神経を整える」ことです!どうやって自律神経を整えればいいでしょうか??心へのアプローチと身体へのアプローチ両方が必要です。
・ストレス発散・溜め込んだ感情の開放
・筋肉をゆるめる・リラックス
この二つが両方うまくいけば、うつ病も冷え性も改善されると思います!
さくらなら、お酒を飲んでわいわい喋ったり、カラオケで歌いまくってストレス発散・感情の開放をして、お風呂や温泉にのんびりつかってリラックスがいいかなと思います。マッサージも、筋肉をゆるめてリラックスするのにいいですね。
毎日の生活に取り入れるのであれば、就寝前の半身浴はどうでしょうか??お風呂にゆっくり使って、鼻歌でも歌えば気分もリフレッシュ、身体も温まって、ぐっすり眠れると思いますよ。
自分にあった方法で、ためこんだ心の冷えと身体の冷えを両方取りましょう!
自律神経を整える具体的な方法は、以前さくらのブログでまとめましたのでよかったら参考にしてください。→暑がりで汗っかきは末端冷え性の可能性あり!冷え性・冷えのぼせ改善法

3.うつ病とストレス
うつ病の原因となりやすいのは、やはりストレスだと思います。ストレスにも色々な種類がありますが、特にうつ病と結びつきやすい、精神的ストレスと身体的ストレスに焦点をあててみたいと思います。
ストレスというと、すごく悪いもののように思われますが、適度なストレスがないと逆に心と身体を強くしてくれますし、全くストレスがないのも逆に身体によくないそうです。
ではストレスでうつ病になってしまったり、冷え性・末端冷え性などの身体の不調が出てしまうのはどういう時でしょうか?
一言で言うならば「マイナスの感情を持ってしまう時」だと思います。
例えば、上司にきつく叱られたり、仕事でミスをしてしまった時、落ち込んだり、悲しんだり、腹を立てたりするとストレスに感じますよね、でももし、これでもっと社会人として成長できる!次はミスをしないようになるはず!とプラスにとらえることができれば、それほど大きなストレスには感じません。
なので、何事もプラスにとらえられる人はストレス耐性の強い人ということができます。生きていると、辛いことがたくさんありますよね。仕事での失敗、離婚、身近な人の死、病気など、ストレスになりそうな辛い出来事は数えあげたらきりがありません。
このような精神的なストレスを受けやすい人はどんな人でしょうか?
・几帳面
・完璧主義
・細かいマイルールがたくさんある
・人に迷惑をかけられない
・負けず嫌い
・悩みやすい
・責任感が強い
・自分を責めやすい
・八方美人
・理想が高い
当てはまる項目がありましたか?もし当てはまるものが多ければ、精神的なストレスを感じやすいタイプかもしれません。ストレス性の冷え性で足が冷たい人かもしれませんね。
また、身体的ストレスはどうでしょうか?身体的ストレスとは、筋肉が硬くなっていたり、身体が歪んでいて、身体にストレスを与える状態をいいます。
腰痛がひどい、肩こりがひどいとイライラして疲れますよね。それは身体的ストレスになります。身体的ストレスから、うつ病になる場合もありますし、うつ病になって身体的不調が出てくる場合もあります。
心と身体は繋がっているということですね。
身体的ストレスのチェックは次の通りです。
・身体が硬い
・姿勢が悪い
・同じ姿勢で長時間過ごす
・脚を組む癖がある
・呼吸が浅い
・運動不足
・転びやすい
・肩こり、腰痛がある
・生理痛がひどい、生理不順がある
・ヒールの高い靴をよく履く
・歯ぎしりをする
・冷え性、末端冷え性、低体温
どうでしたか??
あてはまる項目が多い方、身体の不調だけでなく、心の不調もでているんじゃないでしょうか?心の不調は気づきにくく、うつ病などの症状が出て初めて気づくことが多いです。
そうなる前に自分をいたわってあげてくださいね。
<うつ病・足が冷たい冷え性改善にオススメの食材>
心の不調と身体の不調どちらにも効くいい食材があります!
シナモン、紫蘇(しそ)、くるみなどの身体を温めるいい香りの食材です。こういったものを食べていると心も身体も温まりますよ。
4.最後に
今回は現代人にとって誰でもなりやすい、冷え性・末端冷え性とうつについてまとめてみました。このストレス社会で生きていると、どうしても身体にも心に不調がでてしまいがちです。
うつ病も冷え症も初期の段階ではあまり深く気にも留めないかもしれません。でもどちらもひどくなってからでは治療が大変になってしまいます。大切なあなたの身体と心を健康に保つために、まずはストレス解消!そして自分をいたわることを大切にしてくださいね。