冷え性のさくらは日頃から、体を温めるよう心がけていますが、毎日口にするお茶で冷え性が改善できたらすごくいいですよね♪そんな体を温めるお茶の中でも、ほうじ茶がひそかなブームだそうです。
昔から日本人になじみのあるほうじ茶は飽きのこない優しい味でさくらも大好きです。でもほうじ茶もそうですが、お茶にはカフェインが入っているので、気になる方もいるかと思います。
ということで今回は、
「体を温めるノンカフェインお茶5選」
「知らなかった!ほうじ茶のすごい効能」
「その他の体を温める飲み物&体を冷やす飲み物」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.体を温めるノンカフェインお茶5選
ノンカフェインのお茶をご紹介する前に、なぜ冷え性・低体温が体に悪いかご存知ですか?
私達の体を健康に維持してくれているのは免疫力のおかげです。その免疫力は36.5度以上でよく働くと言われていて、体温が1度下がると免疫力は30%も下がり、1度上がると免疫力が約5倍上がると言われているんです。
健康維持のためにも、美容のためにも、冷え性を防いで体を温めるのがとても大事だということがわかっていただけたかと思います。
それでは、ノンカフェインで体を温めるお茶5選!をご紹介します。
1)そば茶
そばアレルギーがなくて日本茶・緑茶が好きな方にオススメのお茶です。そば茶に含まれるルチンという栄養素には、毛細血管を強くする作用があります。
そのため、体を温める作用のほかに、高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防にも効果的と言われています。
そば茶という名前ですが、そばの味はほとんどせず、香ばしい緑茶のような味なので、飽きずに飲んでいただけると思います。
2)ごぼう茶
ごぼうの皮を使った飲み物です。ごぼうは根菜で、根菜は体を温める食べ物ですので、ごぼう茶も体を温める作用があります。
また、ごぼうの皮に含まれるサポニンという成分は、血流改善効果があり、血液がさらさらになるので手足の先まで血行がよくなり冷え性が改善されます。また、悪玉コレステロールを減らす働きもあるそうです。
南雲先生というお医者さんがテレビで紹介して有名になったので、ご存知の方も多いのでは?さくらも南雲先生の本を買って、ごぼう茶を手作りしたことがあります。少し手間はかかるのですが、ごぼうは簡単にてに入りますし、自分で作れば安全ですよね。もちろん市販もされています。
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南雲先生はものすごく若く見えることでも有名です。他にも健康法を取り入れているのもあるかと思いますが、ごぼう茶の効果も確実にあると思います。
3)ルイボスティー
アフリカで採れるルイボスから抽出されるのがルイボスティーです。現地では紅茶代わりに飲まれているそうです。
高い抗酸化作用があるため、体がさびないとういことでアンチエイジングに最適と人気のお茶です。老化防止をした女性に特にオススメです!
ただ、ルイボスティーのアンチエイジングの効能を最大限に引き出すためには、お茶を作る時に最低5分は沸騰させる必要があります。なので、ティーパックにお湯を注ぐより、やかんを使って煮出した方が効果は断然あるんですよ。
4)黒豆茶
黒豆茶には貧血予防、血行促進作用、血圧を下げる効果があります。アントシアニンというポリフェノールの一種が含まれています。また、黒豆茶にはイソフラボンも含まれていて、イソフラボンといえば、女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることで有名ですよね。
三十代に入ると悲しいことに年々女性ホルモンの分泌量は減少していきます。減ってしまった女性ホルモンを黒豆茶で補えたらいいですね。
黒豆茶はウーロン茶に似た味で香ばしい豆の香りがします。クセも少ないので飽きずに飲みやすいと思います。もちろん黒豆はそのまま食べられますから、お茶だけでなくお料理の食材として使ってもいいですよね。
5)生姜湯
生姜をすりおろしたり、千切りにしたり、スライスして天日に干したものにお湯を入れて作ります。生姜といえば、体を温める食べ物として真っ先に名前があがりますよね。
飲むとすぐに体がポカポカするのを感じていただけると思います。生姜湯は肩こりにも効くそうです。
生姜の辛味が苦手な方は、はちみつや黒砂糖で甘みをつけると飲みやすいと思います。ただその際、白砂糖は体を冷やすので使わないでくださいね。
2.知らなかった!ほうじ茶のすごい効能
ほうじ茶にはカフェインが入っているため、ノンカフェインのお茶5選にはランクインできませんでしたが、ほうじ茶にも体を温めたり、他にもいろいろな効能があるんです!
その前に、ほうじ茶に含まれているカフェインの量が気になりますよね。うれしいことに、ほうじ茶はお茶の中でもカフェインが少ない方で、100mlあたり20mgのカフェインが含まれています。
妊婦さんは一般的に、1日150~300mgのカフェインであれば摂取しても問題ないと言われていますので、ほうじ茶でしたら、1日5~10杯飲んでも全く問題はなさそうです。
それではほうじ茶のすごい効能を7つご紹介します!
1)体を温める
ほうじ茶にはピラジンという成分が含まれていて、血行をよくし、体を温めてくれるといわれています。ほうじ茶は優しいクセのない味わいなので、生姜や黒砂糖を入れてアレンジしても、より体を温める効果も上がりますし、おいしく飲めていいですね。
2)リラックス作用
ほうじ茶に含まれるテアニンという成分には脳をリラックスさせる効果があると言われています。
また、ほうじ茶の香りにも秘密があります。ほうじ茶に含まれるピラジンがほうじ茶のあのいい香りを引き出しています。何と、あの香りをかぐだけでも飲んだ時と同じようにリラックス効果を得ることができるそうです。
3)睡眠改善
ほうじ茶には睡眠の質を良くする働きがあります。先ほどご紹介したリラックス効果のあるテアニンの作用です。
ほうじ茶はカフェイン含有量も少ないので、寝る前に飲んでも大丈夫なので、就寝前のリラックスタイムに、いい香りのする温かいほうじ茶を飲めば、深い眠りにつくことができますよ。
4)美肌効果
ほうじ茶には何と、レモンの5倍のビタミンCが含まれているため、美肌効果もあるんです。ビタミンCといえば、シミ、しわ、ハリ・弾力、ニキビ、毛穴の改善に欠かせませんよね。
しかも通常のビタミンCは熱に弱いのですが、ほうじ茶に含まれるビタミンCは熱に強いため、お湯で沸かしても壊れないんです。
5)口臭予防・虫歯予防
ほうじ茶に含まれるポリフェノールには、抗菌・殺菌作用があります。そのため、ほうじ茶を飲むと口の中の雑菌の増殖が抑えられ、口臭の予防にもなります。
また、ほうじ茶にはフッ素も含まれているため、虫歯の予防にもなるんですよ!食後にほうじ茶を飲んでおけば、口の中が衛生的に保たれますね。
6)ダイエット
ほうじ茶にはカテキンが含まれています。カテキンには体内の脂肪を燃やしてエネルギーとして消費されやすくする作用があります。そのため、ダイエットには最適な成分なんです。
カテキンのダイエットサプリも売られていますよね。サプリに頼らなくても、ほうじ茶を飲めばダイエット効果が得られます。
7)アンチエイジング
ほうじ茶にはビタミンEが含まれていて、ビタミンEは抗酸化作用があります。カテキンにも抗酸化作用があるため、アンチエイジング効果がとても高いお茶だということができます。体がさびないということは老化を遅らせる、アンチエイジング効果が期待できるということですね。
ここまで、ほうじ茶の7つの効能をみてきました!ものすごくいろいろと美容・健康にいい成分が含まれていることがわかっていただけたと思います!
ほうじ茶は一見地味な感じで、さくらの中ではおばあちゃんが飲むようなイメージがあったんですが、これほどの効果があったとは本当に驚きです。笑
お値段も高いものではないので、毎日の生活に取り入れやすいのもいいですね。皆さんも是非ほうじ茶を飲んでみてください☆

3.その他の体を温める飲み物&体を冷やす飲み物
ノンカフェインのお茶とほうじ茶をご紹介してきましたが、他にも体を温める飲み物、逆に冷やす飲み物はあります。
まずはわかりやすく、大まかに分けて見てみましょう。(例外はあります。)
<体を温める飲み物>
・色の濃い飲み物 - 紅茶、黒豆茶、ほうじ茶
・寒い地域で採れる飲み物 - ごぼう茶
・発酵している飲み物 - 紅茶、ウーロン茶
<体を冷やす飲み物>
・色の薄い飲み物 - 牛乳、豆乳
・暑い地域で採れる飲み物 - コーヒー、野菜ジュース(トマト、レタスなど)
・発酵していない飲み物 - 緑茶
例外はありますが、これを覚えておけば、簡単に分類できるかなと思います。
体を温める飲み物
それでは体を温める飲み物からご紹介します。
1)梅醤番茶
番茶に醤油と梅干を入れた飲み物です。自分で作ることもできますし、市販されてもいます。体を温める梅干、醤油の作用で体が温まります。
2)紅茶
紅茶は発酵茶なので体を温めます。体を温める生姜やシナモンを入れるとより効果的ですよ。
3)ココア
ココアに含まれるテオブロミンという成分は、体の末端の毛細血管を拡張し、血行をよくする作用があります。
4)白湯
朝白湯を飲むと胃腸が温まり代謝が上がるので、体が温まるだけではなく、ダイエット効果もあるそうです。お湯を沸かして適温まで冷ますだけなので、簡単なのもいいですね。
5)リンゴニンジンジュース
体を温める上に栄養価も高い、リンゴとニンジンのジュースです。どちらも美容健康にとてもいいので、毎日飲んでもらいたいです。
6)ホットワイン
赤ワインにシナモンなどのスパイスと黒砂糖またはハチミツを加えて作ります。赤ワインにはポリフェノールも含まれていて体にいいですし、寒い冬にオススメです。
アルコールが苦手な方はワインを沸騰させてアルコールを飛ばしてしまえばいいですよ。
7)甘酒
甘酒は体を温めて、体温を保つ効果も高い飲み物です。また、「飲む点滴」と呼ばれるほど、ブドウ糖やビタミンBが豊富に含まれて栄養価も高いですよ。
体を冷やす飲み物
1)コーヒー
コーヒーは体を冷やす陰性の飲み物に分類されます。カフェインが含まれているので、体を目覚めさせ眠気覚ましにはもってこいですが、体は冷やす傾向があります。
2)緑茶
コーヒーと同じく陰性の飲み物に分類されます。ただ、カテキンやビタミンB、ビタミンCなど体にいい成分もたくさん含まれているので、暑い夏に飲むといいかもしれませんね。
3)牛乳
牛乳も色の薄い飲み物で体を冷やすと言われています。牛乳を飲みたいときは、ホットミルクにして、体を温める生姜や黒砂糖を入れるといいですね。
4)清涼飲料水
体を冷やす白砂糖が大量に入っているため、体を冷やします。体にも良くないので飲みすぎに注意しましょう。
5)グリーンスムージー(材料によって)
トマト、キャベツ、レタス、キュウリ、バナナ、パイナップル、オレンジ、イチゴなど体を冷やす食材を使ったグリーンスムージーは体を冷やしてしまいますので、気をつけてください。
4.最後に
今回はノンカフェインのお茶とほうじ茶を中心に体を温める飲み物をご紹介しました。体を温めるだけでなく、いろいろな効果のある飲み物がたくさんありましたね!
さくらはとりあえず、温かいほうじ茶を一日一杯欠かさずのむことから始めてみようと思います!