プラセンタ注射

ほんとに効果抜群?!プラセンタ注射の効果・費用と心配な副作用について

少しずつお肌や身体の衰えが気になってきて何か対策がしたいと思い始めていた時、美容や疲れに効果抜群!とプラセンタの話題が耳に入ってくるようになりました。

そんなにいいならプラセンタ注射やってみよう!となりました。でもプラセンタって「胎盤」でできてるんです。ほんとに大丈夫なの??副作用はないの?と不安も出てきました。

特にプラセンタ注射は、直接プラセンタを身体に注射するので効果抜群の反面、それだけ効果があるってことは副作用がある可能性もあります。自分の身体に関わることなので、メリットだけではなくデメリットもしっかりと調べないと心配です。そこで今回は、プラセンタ関連の本や論文、美容外科系のサイトなどから、自分が納得いくまで調べた中から、

「プラセンタ注射のすご過ぎる効果」

「プラセンタ注射のデメリットと副作用」

「プラセンタを効果的に摂取する方法」

を中心にまとめたいと思います。

1.プラセンタ注射のすご過ぎる効果

プラセンタ注射の美容・健康効果は本当に幅広くはっきりと効果が見えます。その高い効果が長い間プラセンタが女性を中心に愛されてきた理由ですね。

プラセンタ注射の具体的な効果には次のようなものがあります。

・美肌効果(シミ、しわ、くすみ、乾燥、毛穴、たるみ、肌荒れ、ニキビなどの改善)

・美髪効果

・PMS(月経前症候群)、生理痛、生理不順、更年期障害の改善

・アトピー、花粉症などのアレルギー症状の緩和

・肝機能改善、解毒作用、二日酔いの予防・解消

・自律神経を整える

・イライラを抑える、精神を安定させる

・睡眠の質を上げる

・倦怠感がなくなる、疲労回復、虚弱体質改善

・血行が促進され冷え症改善

・活性酸素を除去する抗酸化作用(アンチエイジング)

まだまだ書ききれないくらい沢山の効果があります!うれしい効果ばかりですね。特にお肌の悩みや女性特有の生理に関する悩み、更年期障害の悩みに効果があるため、女性に人気があるのもわかりますね。

また、医師の著作である「女性の不調を解消するプラセンタ胎盤パワー」によるとさらにプラセンタ注射の効果がわかります!

美容外科

シミ、シワ、くすみ、肌荒れ、乾燥、赤み、アトピー(新陳代謝の促進、美白作用、抗炎症作用、抗アレルギー作用、保湿作用、繊維芽細胞活性作用によるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生産)

婦人科

更年期障害、月経痛、月経不順、乳汁分泌不全、高プロラクチン血症など

内科系

肝炎、肝硬変症、慢性膵炎、糖尿病、慢性胃炎、胃弱、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、潰瘍性大腸炎、気管支喘息、慢性気管支炎、高血圧、低血圧、習慣性便秘、膠原病など

外科系

慢性関節リウマチ、変形性関節症、関節炎、神経痛、腰痛、五十肩など

皮膚科

アトピー性皮膚炎、乾癬、わきが、湿疹、あかぎれ、シミ、ソバカスなど

神経科

自律神経失調症、不眠症など

泌尿器科

前立腺肥大、膀胱炎、痔など

眼科

白内障、アレルギー性結膜炎、視力低下など

耳鼻咽喉科

アレルギー性鼻炎、メニエール病、花粉症など

歯科

歯槽膿漏、歯周病など

その他

疲労、冷え性、虚弱体質、病中病後の体力回復、強壮、強精など

出典:「女性の不調を解消するプラセンタ胎盤パワー」に一部付加

プラセンタ注射に効かないものはないんじゃないか?!というほど、幅広く体の不調に効果があります。

プラセンタ注射になぜこんな効果があるかというと、プラセンタが「胎盤」からできているからです。胎盤とは、妊娠すると一時的にできる臓器で、赤ちゃんがお腹の中で成長するために、栄養素をお母さんの身体から赤ちゃんへと橋渡しする働きをします。そしてまだ身体が未発達の赤ちゃんの代わりに、胎盤は赤ちゃんの生命を維持する様々な臓器の代わりをするんです。そのためプラセンタは「万能の臓器」と呼ばれています。(参照:「更年期紹介、疼痛、美容などにプラセンタ療法」)

そんな胎盤を加工してヒト胎盤エキスを原料としているのがプラセンタ注射です。現在、日本でプラセンタ注射として使われているプラセンタ製剤は、メルスモンラエンネックという二種類があります。どちらも厚生労働省に認可された医薬品です。

プラセンタ注射以外に、プラセンタのサプリメントや化粧品もあるかと思いますが、サプリメントや化粧品に使われているプラセンタは馬や豚などの動物から採られたもの、または植物性のものです。人間の胎盤から採取されたプラセンタを使っているのはプラセンタ注射だけなんですね。しかも医薬品として国から認可を受けていますので、効果が高いのも納得ですね!

また、プラセンタ注射は基本的に自費診療になるのですが、保険適用の場合もあります。肝機能障害と更年期障害の場合は、保険適用でプラセンタ注射を受けることができます。実は、ラエンネックは肝機能障害の治療薬として開発されたもので、メルスモンは更年期障害と乳汁分泌不全の治療のために使われていました。

そのうち、血行促進効果や免疫改善効果などが認められ、美容健康にいいため、そういった目的でも使われるようになったんです。なので、肝機能障害や更年期障害の症状がある方は、治療の一環として保険を使ってプラセンタ注射を打つことができるので、病院で相談してみてくださいね。

2.プラセンタ注射のデメリットと副作用

ここまでプラセンタ注射のいいところばかりを説明してきました。きっとプラセンタ注射をやってみたくなったことだと思います。

ところが、やはり効果が強い反面、次のようなデメリットや副作用もあります。

1)献血・臓器提供ができない

プラセンタ注射のデメリットとして、一度でもプラセンタ注射をした人は、現在の法律では献血と臓器提供ができないことになっています。というのも、プラセンタ注射は、人間の胎盤から抽出されたプラセンタを使用しているので感染症の疑いがゼロとは言い切れないからです。

実際、プラセンタ注射が使用されるようになって四十年程が経ち、感染症が起きたということは一件もないそうです。感染症が発生するようなら、厚生省も認可しないでしょうから、安全性は確立されていると思います。それでも、絶対に可能性がゼロとは言えないため、献血・臓器提供はできないことになっているようです。

さくらは、貧血気味で元々献血はできないのですが、臓器提供はしたいなと思っていたのでとても残念です。でも、血液と臓器の提供ができないだけで、人から輸血や臓器提供を受けることはできますので、自分の身に何かあった時にプラゼンタ注射のせいで困ることはありません。

2)アレルギー反応の副作用

プラセンタは胎盤に含まれる豊富な栄養素が含まれていて、タンパク質も豊富です。ごくまれに、このタンパク質にアレルギー反応を起こすことがあります。

プラゼンタ注射はアレルギー改善の効果があるので、アレルギー持ちの人が受けることもあると思います。でもそのプラセンタでアレルギーが出てしまうと元も子もありません。アレルギー体質の方は一度医師に相談してください。

ちなみに、さくらは猫、犬、ハウスダスト、ダニにアレルギーがありますが、プラセンタにはアレルギー反応は出ませんでした。なので、アレルギーがたくさんあるからと言って、必ずしもプラセンタにアレルギー反応の副作用がでるとは限りません。

3)アナフィラキシーショックの副作用

プラセンタ注射の副作用として、ごくまれにアナフィラキシーショックが起こることがあります。特に静脈注射や点滴でプラセンタを摂取した場合、身体に合わない物質が血液中に直接大量に流れこむため、アナフィラキシーショックが起こる可能性が高くなります。

そのため、現在ではプラセンタの点滴、プラセンタ注射の静脈への注射は禁止されています。プラセンタ注射は皮下注射か筋肉注射で行われます。どちらも直接血液中にプラセンタが大量に流れ込むことはないので、点滴や静脈注射よりは安全ですが、それでもアナフィラキシーショックを起こす可能性がないわけではありません。

4)肝炎の副作用

プラセンタ注射が原因と思われる肝炎の副作用が何件か報告されています。ただ、「プラセンタ療法の誤った情報に対して、その誤解を解く」というセミナーで医師が語ったところによると、本当にプラセンタが原因かわからないケースもあるようです。

例えば、プラセンタ注射をする人は、サプリメントや美容・健康ドリンクなども併用していることが多いそうです。サプリメントの中は肝臓に負担をかけるものもありますし、何が含まれているかはっきりとしないものもあります。そのような色々な成分を一緒に摂取することによって副作用が起きた可能性もあるようです。

何事もやりすぎは禁物ですよね。サプリや漢方を服用されている人はプラセンタ注射をする時に、医師に相談してみてくださいね。

5)副作用の報告はラエンネックのみ

今まで説明した副作用は今のところ、ラエンネックのみに起きています。製薬会社によるラエンネックの注意書きによると、ラエンネックによる副作用は次のようになっています。

注射部位の疼痛 2.56%

過敏症(発疹・発熱・掻痒感など) 0.37%

注射部位の硬結 0.37%

女性型乳房 0.37%

肝機能障害(AST、ALT上昇等)頻度不明

頭痛 頻度不明

肝機能障害、頭痛の頻度は不明となっていますね。

また、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(MDA)という副作用を調べる機関が発表したデータによると、20004~2015年の間にラエンネックの副作用と見られる肝炎を起こした人は4人、アナフィラキシーショックは3人となっています。この人数が多いと見るか少ないとみるかは難しいところですね。

さくらは、どのような薬にも副作用は多少あるので仕方がないかなと思っています。副作用のリスクより、効果の方が大きいのでプラセンタ注射を受ける価値はあると思います。でも、病気でもないのにわざわざプラセンタ注射をして副作用で病気になるのも馬鹿らしいです。そんな方には、同じプラセンタ注射でもメルスモンの方をおすすめします。

メルスモンには副作用が一件も報告されていません。副作用が心配だけど、プラセンタ注射がしたいという方は、メルスモンの方が安心ではないでしょうか。

ですが、ラエンネックもメルスモンも製法は少し違いますが、同じプラセンタなので、ラエンネックで起きた副作用がメルスモンに起こる可能性もあります。やはり、リスクは多少覚悟しておいた方がいいかもしれません。

3.プラセンタを効果的に摂取する方法

副作用のリスクもあるけれどプラセンタ注射を受けると決めた場合、気になるのは費用とどれくらいの頻度で注射を受けるかですよね。

最近ではプラセンタ注射の費用はお安くなっていて、1000~2000円ほどで受けられる医院が増えています。とても気軽に受けられるようになりましたよね。これなら、アンチエイジングのサプリメントやエステの代わりに通い続けることも可能ですね。

注射を受ける頻度としては、最初の3ヶ月は週に1~2回程度、3ヶ月以降は1週間から2週間に1回のペースで通うのが一般的のようです。最初はつめて通って、体が慣れたら維持するために月に2~4回通うといった感じですね。

サプリメント

プラセンタを摂取するのには、プラセンタ注射が一番効果的です。でも、副作用の心配もあるし、注射は怖いという方はプラセンタのサプリメントはいかがでしょうか。

プラセンタ注射でのプラセンタの吸収率を100%とすると、サプリメントで経口摂取した場合の吸収率は20%と言われています。そのため、200mgの注射と同じ量のプラセンタをサプリメントで摂取する場合は、1000mgの量を摂らないといけないということです。

1粒200mgのプラセンタが入っているサプリメントなら5粒飲めば、プラセンタ注射と同等のプラセンタを摂取したことになります。同じプラセンタでもサプリメントは動物性や植物性のため、若干違いはありますが、医療機関でもプラセンタのサプリメントは更年期障害の治療に使われているので、効果は証明されています。

注射かサプリメントどちらにするかは個人個人の考え方かなと思います!

4.最後に

今回は、プラセンタ注射の効果と副作用についてまとめてみました。身体に入れるものなので、間違った情報がないように、丁寧に調べたつもりです。ですが、やはり最終的には医師のアドバイスや判断に基づいて決めてくださいね。

プラセンタの力で皆さんが美しく健康になれますように!

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