アロマオイルを集め始めると、このアロマの効果はいいけど香りが臭いと感じるから使えない…なんてアロマオイルに出会うことがあります。
ネットでアロマオイルの口コミを見ていても、さくらんの好きなゼラニウムも人によっては臭いと酷評されていたりします。同じ匂いでもいい香りと感じる人もいれば臭いと感じる人もいる。人それぞれ好みはあると思いますが、特定のアロマが苦手だと感じるのに理由はあるのでしょうか。
この記事でわかること...
「特定のアロマが臭いと感じる理由は?」
「ゼラニウムが臭い!と感じる人は○○かも」
「アロマとの関係は人間関係と同じ?!」
1.特定のアロマが臭いと感じる理由は?
香りの好みは変わる
人それぞれ好きな香りがありますよね。当り前のことですが、他人がいい香りだと言っても自分には臭いなんてこともあります。また、好きな香りが変わることもありませんか?昔は好きだった香りが今は臭いように感じてしまう。アロマだけでなく香水や柔軟剤の香りでもあるんじゃないかと思います。
自分の話で恐縮ですが、さくらんは、セージやネロリのような草っぽい香りのするアロマが、草臭いように思えて好きではありませんでした。でも効果は気に入っていて取り入れたいのになぁと思いながら、あまり使わずに置いていました。
ところが最近、何だか草臭いと思っていた香りが、フレッシュでナチュラルな香りに感じるようになってきたんです。おかげでゼラニウムなどの他のアロマとミックスして芳香浴をしたり、湯船にたらしてアロマバスに使えるようになりました。
香りの好みが変わる原因
なんでこんな風に香りの好みが変わったのかと不思議に思っていたのですが、調べてみるとこういうことはよくあることのようです。例えば、私達の人生には、仕事に追われてストレスを抱えている時期もあれば、穏やかに趣味を楽しめている時期、恋愛で落ち込んでいる時期、子育てに忙しい時期、そんな風に時期によっていろいろな状況がありますよね。
同じ人でも、そういった状況によって心と体の状態も全然違ってきます。なので、アロマオイルも仕事に追われて無理をしていた頃は臭いし苦手だと思っていた香りが、転職して好きなことをし始めると、急にあれ?いい香りじゃない?なんて思い始めることがあるようです。
特定の香りが臭いと思う原因
どうして特定のアロマを苦手だと思っていたのか。それは苦手だと思うアロマが持つ効能を潜在意識が拒否していたり、その時の自分とは合わなさ過ぎて体が拒否していたからなんです。人の思考や感じ方と同じじゃないかと思います。人のやアドバイスが受け入れられないこともあれば、時間が経ってから急にストンと腹落ちするようなこともありますよね。
アロマもそんな風に、受け入れられない時もあれば時間が経って受け入れられるようになるんですね。もし今、臭い!嫌い!と思っているアロマがあったとしても、時間が経てば感じ方も変わって好きな香りになっているかもしれませんよ。
では、次は女性に人気のゼラニウムが苦手な場合、潜在意識で何が起こっているのかご説明します。
2.ゼラニウムが臭い!と感じる人は○○かも
ゼラニウムの効能
ゼラニウムはローズの香りにハーブの香りを足したような、ローズの甘い香りの中に緑っぽさを感じるアロマオイルです。その香りと効能から女性に人気のアロマの一つです。
ただ、人によってはそんなゼラニウムの香りが臭いと感じる場合もあるようです。単純に香りの好みじゃない場合もあるかもしれませんが、ゼラニウムを潜在意識が拒否している可能性もあります。だとしたら、その原因は何でしょうか。
ゼラニウムはホルモンバランスの調整やシミシワなどの肌の若返り効果があり、女性の悩み改善に役立つアロマです。そのため、美容系のブレンドオイルを作る時には欠かせないアロマオイルです。
そんなゼラニウムの心理的作用は、理性と自意識が感情や感覚を否定するタイプの人にお勧めで、情緒豊かな人生を送る手助けをしてくれます。なので、自分の感情を否定したり、理性的に物事を考え過ぎて感情を感じにくくなっている人にお勧めのアロマなんです。
なぜゼラニウムの香りが苦手なのか
これだけ聞くとすごくプラスの効果のあるアロマのように感じますが、もしあなたが仕事でもっと成果を挙げたいと考えていて、常に冷静沈着で感情が表にでないよう、取り乱さないよう、感情的にならず俯瞰的な視点を持って振舞おうとしているとすればどうでしょうか?
ゼラニウムの持つ心理的な効果は不要どころか迷惑に感じると思います。情緒豊かに、感情的になるサポートをしてくれるなんて迷惑ですよね。もしこのような心理的作用を拒否している人が、ゼラニウムの香りが臭いと感じても不思議ではありません。
人間の心と身体は繋がっているので、実際効果がない偽薬でも効果があると強く信じると体に作用を及ぼすプラシーボ効果とは逆に、心が嫌だと否定している時は体にも拒否反応が出るのかもしれません。不思議ですね。
そんなアロマとの関係は人間関係に近いんじゃないかと思うんです。次に詳しく説明します。
3.アロマとの関係は人間関係と同じ?!
潜在意識との関係
誰にでも苦手な香り、何だか好きになれない香りがあるように、苦手な人、どうしても好きになれない人がいますよね。そう考えるとアロマとの関係は人間関係に近いかもしれません。
それは、先程説明したように、
「苦手なアロマが自分の潜在意識が否定しているものを見せてくれる香り」だからです。
人間関係でも、苦手な人、嫌いな人というのは、自分の潜在意識が否定しているものを思い起こさせるので、不快に感じると言う事もできます。自分がやってはいけないと否定していることを平気でやる人を見ると不愉快に思いますよね。嫌いな人というのは自分自身の潜在意識の投影なんです。
どんなに意識的に好きになろうとしても難しい理由は、
顕在意識(自分で自覚できる意識)が10%に対して潜在意識は90%も占めているからです。自分でコントロールできる部分は、たった10%に過ぎないんです。
だから、自分でも気がつかない潜在意識で思っていることが現実化していきます。いわゆる「引き寄せの法則」のように。例えば、どれだけ豊かになりたいお金持ちになりたいと望んでいても、無意識でお金は汚いもの、お金を稼ぐのは難しいものと豊かさをブロックしていれば、いつまでたっても豊かにはなれません。
アロマオイルの場合
アロマオイルの中に、豊かさの香りである「アバンダンス」というアロマがあります。Abundanceとは、英語で繁栄・豊富・裕福などという意味です。このアバンダンスの香りを臭いと感じる人は、豊かさに対して潜在意識がブロックをかけている場合が多いそうです。あなたの苦手な香りを持つアロマにはどんな効果がありますか?それを知ることで自分の潜在意識が否定しているものを知ることができます。
苦手な人をうまく受け入れられた時に人間の幅が広がるように、苦手なアロマが好きになれた時は、前より深く潜在意識と繋がれている証拠です。人間にはつきあう価値のないような人や切ってしまった方が人間関係がありますが、アロマにはありません。どのアロマにもいい効能がありますし、人間と違って理不尽にあなたを攻撃することもありません。
なので、苦手なアロマに出会ったら、どうしてこの香りが臭いと感じるのか掘り下げて調べてみて、思い切って克服できるよう挑戦するのはとてもいいことだと思います。是非チャレンジしてみてください。
苦手な香りを克服する方法として、香りとして鼻から吸い込まず、皮膚から取り入れるのがおすすめです。キャリアオイルで希釈した苦手なアロマオイルを足の裏や足に塗りこんでください。そうすると成分は皮膚から吸収されますが、臭い香りは鼻まで届きません。そうしているうちにきっとそのアロマが苦手ではなくなっていくと思います。苦手なアロマの持つ効果を取り入れることができるようになったらいいですね。
4.最後に
今回はいい香りのはずのアロマオイルが臭いと感じる原因についてまとめてみました。ちょっとスピリチュアルな感じになりましたが、潜在意識から迫ってみまいた。
いろいろな人間がいるように、アロマにもいろいろな種類があります。自分に合うと思うものもあれば合わないと思うものもあります。
でもその「合わない」という考えも時間とともに変わっていくかもしれませんし、受け入れてみると自分の幅が広がるかもしれません。食わず嫌いをせずにいろいろなアロマに挑戦してみてくださいね!
ゼラニウムの効果・効能について詳しくはこちらを参照↓↓
