マッサージやスキンケアに欠かせないのがキャリアオイルですよね。いろいろな種類があるので迷ってしまうかもしれません。
それぞれのキャリアオイルに特徴や効能があるので、お好みのキャリアオイルを選んでくださいね!購入しやすく使いやすい定番10種類をはじめ、全100種類のキャリアオイルを紹介したいと思います。
ということで今回は、
「定番キャリアオイル10種類とその特徴」
「キャリアオイル全90種類まとめ」
「キャリアオイルの使い方&マッサージの仕方」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.定番キャリアオイル10種類とその特徴
キャリアオイルは、マッサージやスキンケアに使ったり、アロマオイルを薄めてアロママッサージに使用したりします。キャリアオイルには種類がたくさんありますが、手に入りやすさ、価格、使い勝手の良さから定番の10種類とその特徴を紹介します。
1)ホホバオイル
キャリアオイルとして定番のホホバオイル。滑らかなテクスチャーが特徴で使いやすいオイルです。ホホバオイルに含まれるワックスエステルという成分がお肌の角質に含まれる成分と同じため、お肌に馴染みやすく成分が浸透しやすいのが特徴です。
肌質・使い方を選ばない一番使いやすいキャリアオイルだと思います。また、定番のオイルのため、リーズナブルで手に入りやすいのもいいところだと思います。
2)オリーブオイル
オリーブオイルもキャリアオイルとして定番ですよね。ホホバオイルよりもしっとりとした使用感が特徴で、乾燥が気になる人におすすめです。
食用のものが手に入りやすくリーズナブルなので、マッサージオイルに代用する方も多いと思います。ただし、食用のオイルは肌に刺激になることがありますので、顔に使う場合や敏感肌の人は、やはりマッサージ用のオリーブオイルを使う方がいいかと思います。身体をマッサージする場合、食用のオリーブオイルでも十分かもしれません。
3)アルガンオイル
アルガンオイルと言えば、アンチエイジング効果が特徴的なオイルです。アルガンオイルのアンチエイジング効果の秘密は、ビタミンEが含まれていることです。ビタミンEには抗酸化作用があり、シミやしわを防ぎ若々しい肌を作ってくれます。くすみを取って肌の弾力をアップさせてくれる働きもあります。
効果も高い分、ホホバオイルやオリーブオイルよりお値段が高いので、身体に使うのはもったいないかもしれません。顔用のマッサージオイルにおすすめです。
4)ココナッツオイル
スーパーフードとして人気のココナッツから採れるココナッツオイルもおすすめのキャリアオイルの一つです。ココナッツオイルには、抗酸化作用がとても高いラウリン酸が豊富に含まれているので、アンチエイジング効果が高いオイルです。また、ココナッツオイルは肌に吸い込まれるように馴染むので軽いテクスチャーで使いやすいという特徴もあります。
すぐに肌に吸収されるのでべたつきが少なくさらっとしていますが、乾燥肌対策として使うには他のキャリアオイルと混ぜて使うか、他のキャリアオイルの方がおすすめです。
5)マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは滑らかなテクスチャーで使いやすく、お肌と同じパルミトレイン酸を20%以上も含んでいるため肌へ浸透しやすいオイルです。
さくらはマカダミアナッツオイルの香りを嗅ぐと、マカダミアナッツチョコを連想してしまうようで、何だかハワイ土産のチョコレートを塗りこんでいるような気分になって幸せな気持ちになります。マカダミアナッツは香ばしくていい香りが特徴的です。
6)アーモンドオイル
アーモンドは栄養価が高く、美容健康にいいナッツとして人気になってきましたよね。さくらも素焼きのアーモンドをおやつ代わりに食べています。そんなアーモンドの栄養を含んだアーモンドミルクやアーモンドオイルも最近人気になっています。
アーモンドオイルにはオレイン酸が60%も含まれているため、老化防止効果がとても高いんです。ビタミンB2やミネラルも含まれているんですよ。しかも低刺激という特徴があるので、敏感肌の人にもぴったりです。というわけで、アーモンドオイルもキャリアオイルとしておすすめです。
メーカーによってはスイートアーモンドオイルという名前で販売されていることもあります。
7)アボカドオイル
森のバターと呼ばれ栄養価が高いアボカドオイルは、保湿性の高いオイルです。ただ、粘度が高く重めのテクスチャーなので、ベタベタとするのが嫌いな人には不向きだと思います。
でも粘度が高いという特徴があるので、強くマッサージをしても肌の負担になりにくく、保湿効果も高いです。重いテクスチャーのキャリアオイルがほしい方にはおすすめのオイルです。他のキャリアオイルと混ぜて使うのもおすすめです。
8)セサミオイル・太白(たいはく)胡麻油
セサミオイルはごま油のことです。定番のオイルの一つですよね。ゴマが持つ天然の抗酸化作用が特徴のオイルです。香りが強いので好みが別れますが、乾燥肌やアンチエイジングにおすすめのオイルです。
また、アーユルヴェーダにも使われる太白胡麻油はセサミオイルの一種ですが、普通のゴマ油と違って透明なんです。生のゴマからできているんですよ。ビタインEを豊富に含むゴマからできているので肌にいいのは当然ですよね。他にも抗酸化成分であるリグナン、セサミンも含まれていて老化を防止してくれます。若返りのオイルとも呼ばれているんですよ。
太白胡麻油を使う場合は、キュアリングという加熱処理をするとさらに効果が高まります。アーユルヴェーダで太白胡麻油を使う場合は、キュアリングが必須とされています。キュアリングとは太白胡麻油を100℃まで温めることです。湯せんで温めるのがおすすめです。鍋にお湯を沸騰させ太白胡麻油の入った瓶を入れて100℃になるまで湯せんにかけます。これでキュアリングができます。
9)ローズヒップオイル
ローズヒップオイルと言えば、美白効果が高いことで有名ですよね。他にもお肌のハリや弾力を取り戻したい時におすすめです。ただローズヒップオイルは酸化しやすいという特徴があるので、一度開封したら早めに使い切るようにしましょう。
10)グレープシードオイル
グレープシードという名前の通り、ぶどうの種を搾って抽出するオイルです。コレステロールを減らす作用、抗酸化作用があるのが特徴です。肌なじみがよくて軽いテクスチャーで香りもほぼ無臭なので、キャリアオイル初心者にもおすすめです。
白ワインを作る過程で出た種を使うので、ワインの産地で作られることが多いです。どのような肌質でも使えて、美容効果が高いオイルです。
定番のキャリアオイル10種類をご紹介しました!比較的購入しやすいものを選んだので、手にとってもらいやすいと思います。
2.キャリアオイル全90種類まとめ
五十音順でキャリアオイル90種類とその特長をまとめて紹介します。
「キャリアオイル名(別名):特徴」となっています。
・亜麻仁油(フラックスシードオイル):アトピーやアレルギーなどの皮膚疾患に効果的。
・アルニカオイル:ハーブ系の強い香りが特徴でべたつきのあるテクスチャー。筋肉疲労、肩こり、腰痛、関節痛に効果があるので疲れた身体をマッサージするのにおすすめ。頭皮マッサージにもおすすめ。
・アロエベラオイル:あらゆる肌トラブルに効果的なオイル。ニキビ、湿疹、肌荒れ、美白、保湿、アンチエイジングなど。
・あんず油(アプリコットカーネルオイル):肌質を問わず使えて、とても軽く滑りがいいテクスチャーが特徴。肌馴染みもよく、肌を柔らかくしてハリを出し、荒れた肌を整える効果もあるのでスキンケアにぴったり。 オレイン酸を豊富に含み酸化しにくいのも特徴。マッサージだけではなく、スキンケアにもおすすめ。刺激が弱いため乳幼児にも仕える。
・アンディローバオイル:虫よけ効果や抗炎症作用が特徴。
・イブニングプリムローズオイル(月見草オイル):リンパの流れを良くし、むくみやセルライトに効果のあるオイル。アトピーやアレルギーの緩和効果。PMS(月経前緊張症)や更年期障害にも効果的。酸化しやすいので他のオイルに混ぜて使うのがおすすめ。
・インカインチオイル:不飽和脂肪酸の含有量がとても高いのが特徴のオイル。
・ウクウババター:免疫機能の向上と老化防止に効果的。
・ウォールナッツオイル(クルミ油):皮膚の再生能力を高めるオイルで、湿疹、皮膚病、火傷、頭皮のフケ・かゆみに効果がある。
・エキアセナオイル:免疫力アップにおすすめ。
・えごま油(しそ油・ペリラオイル):アトピーやアレルギーなどの皮膚疾患に効果あり。
・オレンジシードオイル:肌の保湿や再生に効果があるのでスキンケアやマッサージに使うのがおすすめ。
・カシューナッツオイル:抗酸化作用に優れたオイル
・カメリアオイル(椿油):世界3大オイルと言われ、美肌・美髪に効果があるとしてスキンケア・ヘアケアに使われるオイル。紫外線から髪と肌を守る効果もある。乾燥肌・老化肌のスキンケアにもおすすめ。
・カメリナオイル:肌を柔らかく保つ作用があるオイル。
・カレンデュラオイル:低刺激で妊婦さんや乳幼児のスキンケアやマッサージにも使えるオイル。美容にも効果的で肌荒れ、シワ、たるみの予防改善に使われる。
・カレンデュラシードオイル:珍しいカレンドが豊富に含まれたオイル。
・ギー:植物性の油ではなくバターから抽出された動物性のオイル。アーユルヴェーダで使用される万能油。
・キウイシードオイル:天然の乳化剤として使えるオイル。アンチエイジングに効果的。
・キャロットオイル:お肌のアンチエイジング効果のあるオイル。首のシワ対策や、手や唇の荒れにも効果的。
・キューカンバーシードオイル(キュウリ油):乾燥肌の保湿と栄養補給にぴったり。
・グァバシードオイル:高い保湿効果があるオイル。
・ククイナッツオイル:低刺激で乳幼児や敏感肌にも使えるオイル。日焼けした肌のケアやニキビ、湿疹などの肌トラブルにも効果的。
・クプアスバター:肌のアンチエイジングと保湿におすすめ。
・クランベリーシードオイル:オメガ脂肪酸の含有量が理想的なオイル。
・グレープフルーツシードオイル:肌の老化防止やニキビに効果的。
・ケシ油(ポピーシードオイル):料理や医薬品に多く使われるオイル。
・コクムバター:保湿効果とアンチエイジング効果があり、髪のトラブルにもおすすめ。
・ココアバター(カカオバター):ポリフェノールを含みアンチエイジング効果がある。ココアの甘い香りでリラックス効果もあり。
・ゴツコラオイル(ハイドロコタイルオイル:皮膚のあらゆる不調に効果があると言われているオイル。
・小麦胚芽油(ウィートジャムオイル):ビタミンE(ドコフェロール)を豊富に含み抗酸化作用が高いのが特徴のオイル。 肌荒れ、手のひび割れ、老化肌の再生効果あり。小麦アレルギーの人は使えません。
・米油(米ぬか油・ライスブランオイル):アンチエイジングや神経系へ作用するオイル。
・コーン油(トウモロコシ油):クセがなく食用に使われるオイル。
・コンフリーオイル:肌の痛みや傷など皮膚のトラブルに効果的。
・ザクロオイル(ポメグラネイトシードオイル):肌を健康に保つプニカ酸という成分が豊富。
・サボテンオイル(ウチワサボテンオイル):アンチエイジングのためスキンケアに使うのがおすすめ。
・シアバター(シアーバター):アカテツ科のシアーバターノキの種子の胚から抽出される植物性の脂肪。保湿効果が抜群なので肌と髪の保湿・再生に使われる。
・シーバックソーンオイル:美容に万能のオイルであらゆる肌の悩みに効果的。
・シシンブリウムオイル:喉や声の不調や肌の再生に効果的。
・スイカ油(ウォーターメロンシードオイル):肌を保湿する効果が高いオイル。
・ストロベリーシードオイル(イチゴ油):手作りコスメの原料に使いやすいオイル。
・セントジョーンズワートオイル:肌の傷や炎症などの皮膚のトラブルに効果的で、むくみ、だるさ、肌の傷、火傷、打撲、捻挫、腰痛、神経痛、関節津、リウマチなどの痛みに。
・大豆油(ソイオイル):皮膚に潤いと栄養を与えるオイル。
・タマヌオイル:アトピーやニキビなど皮膚疾患に幅広く効くオイル。 髪や頭皮のトラブルにも効果的。
・チアシードオイル:オメガ3系脂肪酸を大量に含み、アンチエイジング効果がある。
・チェリーカーネルオイル:肌を柔らかくする効果のあるオイル。
・トマトシードオイル:肌のアンチエイジングや日焼け防止に効果的。
・菜種油(レイプシードオイル):保湿力の高いオイル。
・ナツメグバター(ニクズク油):手作りの石けんやコスメに使いやすいのが特徴のオイル。
・ニームオイル:ニキビの緩和や育毛効果がある。
・ニガウリ油:共役リノレン酸という珍しい成分を含む。
・バオバブオイル:保湿効果がとても高く、肌の保護にも効果的。
・パッションフラワーオイル:高いリラックス効果と鎮静効果があり、緊張して眠れない時にマッサージすると安眠効果がある。
・パッションフルーツシードオイル:肌だけでなく心にも作用するオイル。
・ハトムギ油(ヨクイニン油):美白効果と紫外線からの保護効果あり。
・パパイアシードオイル:肌へ栄養を与え、潤いを保つオイル。
・ババスオイル:スキンケアや手作り石けんの原料にも使われる。
・パーム油(パームオイル):手作り石鹸の原料に使われる。
・パーム核油(パームカーネルオイル):手作り石鹸に泡立ちを加えるために使われる。
・パンプキンシードオイル:虫歯予防や回虫駆除に使われるオイル。
・ピスタチオオイル:マッサージオイルに使うと高い美容効果がある。
・ピーチカーネルオイル:肌の保湿に使われ、アンチエイジング効果やアトピーの改善に効果がある。
・ヒッポファエオイル:ニキビ、湿疹などの肌トラブルに効果的。スキンケアやマッサージにおすすめ。
・ピーナッツオイル(落花生油):熱に強く不妊対策に効果的。頭皮のトラブルにも効果があるので全身に使えるのが特徴。
・ひまし油(カスターオイル):クレオパトラも愛用したと言われる美容効果の高いオイル。解毒作用もあり、肝臓などの局所に湿布するのに適している。
・ひまわり油(サンフラワーオイル): 広い用途に使われる便利なオイル。皮膚を柔らかくして潤いを与えてくれるのでマッサージにも使われる。 シワなどの老化防止、ニキビ、湿疹にも効果あり。
・ブラジルナッツオイル:アンチエイジングやダメージヘアの補修に効果的。
・ブラックカラントオイル(カシスオイル):必須脂肪酸の含有量が高いオイル。
・ブラッククミンシードオイル:万能薬として使われるオイル。
・プルーンシードオイル(プラムカーネルオイル):肌の乾燥、肌荒れ、肌の老化を改善するオイル。
・ヘーゼルナッツオイル:脂っぽい肌のスキンケアに適したオイル。 肌の保湿や荒れた肌の再生、アンチエイジングにおすすめ。
・ペカンナッツオイル:不飽和脂肪酸を90%以上含むアンチエイジング効果が高いオイル。
・紅花油(サフラワーオイル):コレステロールの低下に効果的。
・ヘンプシードオイル:保湿力が高く、疲れた肌を活性化させるオイル。
・ボラージオイル(ボラジオイル・ボリジオイル):生体機能に必須のγリノレン酸を豊富に含み、肌のアンチエイジングに使われる。アレルギー性の皮膚炎や湿疹の改善にも効果的。
・マスタードオイル:筋肉痛などの痛みに効果的なのでマッサージにおすすめ。
・松の実油(パインシードオイル):珍しいピノレン酸を含みアレルギーに効果的。
・マルラオイル:細胞を活性化しアンチエイジングに効果的。
・マンゴーバター:肌の潤いを保つ効果。
・ミルクシスルオイル:肝臓の不調と解毒に効果的。
・ムルムルバター:あらゆる髪質のヘアケアと肌トラブルに効果あり。
・メドウフォームオイル:珍しい成分を豊富に含み皮脂の調整やニキビに効果あり。
・綿実油(コットンシードオイル):クセが無く使いやすいオイル。
・モノイオイル: 日焼け止めやヘアケアに使われるオイル。
・モリンガオイル:肌を滑らかにし、ヘアケアや育毛にも使われる。
・柚子油(ゆずオイル):抗菌効果と抗酸化効果が高いオイル。
・ライムシードオイル:必須脂肪酸を豊富に含むオイル。
・ラズベリーシードオイル:天然の日焼け止めと呼ばれる日焼け予防効果が高いのが特徴のオイル。
・りんご油(アップルシードオイル):抗酸化と抗菌に優れたオイル。
・リンデンオイル(ライムブロッサムオイル):風邪や頭痛などの体調不調やリラックスしたい時におすすめ。
・レモンオイル:ビタミンやミネラルを豊富に含むオイル。
沢山のキャリアオイルをご紹介しました!次はキャリアオイルの使い方です。
3.キャリアオイルの使い方&マッサージの仕方
キャリアオイルを購入したら、せっかくなのでいろいろなことに使ってみましょう♪マッサージが一番メジャーだと思いますが他にもいろいろ使い方があります。
1)導入液代わり
洗顔後のスキンケア前の肌に薄く塗れば、導入液の代わりになります。肌への浸透率が高いホホバオイル、肌の内側が乾燥するインナードライ対策にもぴったりです。
2)乳液・クリームに混ぜて
お好みのキャリアオイルをいつも使っている乳液やクリームに混ぜて保湿効果やアンチエイジング効果を高めることができます。
夏は軽めでちょうどいい乳液やクリームが冬は軽すぎて乾燥してしまう…そんな時もキャリアオイルで保湿効果を調節することができるので便利ですよ。
3)ヘアオイルとして
乾燥した髪の毛に馴染ませたり、毛先につけて洗い流さないトリートメントのように使うこともできます。おすすめのキャリアオイルは、さらっとしていてべたつかず髪への浸透性も高いホホバオイルやアルガンオイルです。
4)ボディクリーム代わり
かさつく肘や膝、足の裏やかかとなどにボディクリーム代わりたっぷりとキャリアオイルをぬってあげましょう。しっとりと潤います。おすすめはこってりとした使用感のオリーブオイルです。
5)ベースメイクに
リキッドファンデーションにキャリアオイルを数滴混ぜると保湿力がアップします。乾燥する季節の冬場や、エアコンで年中乾燥するオフィスで過ごす場合に、いつものリキッドファンデーションにプラスするのがおすすめです。さらっとしたつけ心地のオリーブスクワランがおすすめです。
6)クレンジングに
キャリアオイルはクレンジングとして使うこともできます。市販のクレンジングに入っている界面活性剤が入っていないので肌を乾燥させることがないので安心です。保湿効果や美容効果が高いオイルを使えば、クレンジングしながら美肌作りをすることもできます。
クレンジング向きのキャリアオイルは?どうやって使うの?キャリアオイルでのクレンジングについて詳しくはこちらを参照→肌に優しい☆クレンジング向きのキャリアオイルの種類は?!NGオイルも…に♪
いかがでしたか??キャリアオイルをマッサージだけに使うのはもったいないです。こんなにも色々な使い方があるので、試してみてくださいね。
では次は、マッサージにキャリアオイルを使う場合のポイントです。
マッサージオイルの適量・適切な濃度
マッサージオイルの適量
自宅でマッサージをする場合、どれくらいのキャリアオイルが適量かわからないですよね。大量に使用すれば効果が上がるというものでもないので、使い過ぎないようにしましょう。
全身をマッサージする場合、適量のキャリアオイルの量は、10ml~20mlです。多くつけすぎるとべたつくのでこれくらいの量がちょうどいいと言えます。500円玉大で5ml程度と言われているので、500円玉大の量のオイルを何回かに分けて全身に塗れば、つけすぎ防止にもなっていいと思います。
アロママッサージ用オイルの適切な濃度
キャリアオイルにアロマオイルを加えてアロママッサージをする場合、アロマオイルの濃度にも注意が必要です。実は、それほどたくさんアロマオイルをブレンドしなくても効果は得ることができます。逆に濃度が濃すぎると肌にトラブルが起きたりすることがあります。
アロママッサージ用のアロマオイルは濃度が1%以下になるようにしましょう。アロマオイルの瓶には、1滴0.05mlになるようドロッパーがついているので、10mlのマッサージオイルと作る場合、10mlのキャリアオイルに2滴のアロマオイルをたらしてください。これでちょうど濃度が約1%になります。
濃度が1%では香りが強すぎたり刺激が強すぎると感じる時は、アロマオイルの量を1滴にし、0.5%の濃度のマッサージオイルにしてください。お好みに応じて調節してくださいね。
お好みのアロマオイルとキャリアオイルでマッサージオイルの準備ができたら、実際にマッサージしてみましょう!
マッサージをする時のポイントは、
・気持ちのいい力加減で優しくスローペースで
・できればお風呂あがりの体が温まっている時に
・マッサージのあとはなるべくそのままにしておいてオイルを浸透させる
と効果的です。
マッサージ1)足・足裏のマッサージ
足をマッサージする時には足先から太もものつけ根に向かって下から上にマッサージしてください。膝の裏と足のつけ根にはリンパが集まるリンパ節があるので、そこに足先にたまったリンパを流し込むイメージでマッサージすると効果的です。
足裏にはたくさんのツボがあります。また、足裏の乾燥したところにマッサージオイルを塗りこんでさすってあげるだけでも効果があるので忙しい時にはせめてカサカサのケアだけでもしてください。
マッサージ2)お腹のマッサージ
手の平でオイルを温めてお腹に塗り、手の平全体をお腹にあて、時計回りにゆっくりと優しくマッサージしましょう。便秘の改善にも効果がありますよ。力を入れすぎないように注意してくださいね。
マッサージ3)手・腕のマッサージ
手の指先から肩の方へリンパを流すつもりでマッサージしてください。手で指や腕を包んでねじるようにするといいですよ。ひじの内側にはリンパ節があるので、円を描くように優しくマッサージしてください。
マッサージ4)首・肩のマッサージ
リンパは鎖骨を通って心臓へと戻ります。なので、どこの箇所をマッサージした場合でも、鎖骨をマッサージすると効果がアップします。鎖骨のくぼみを内側から外側へ向かって優しく押してください。
肩・肩は凝り固まった部分を押してもみほぐすようにマッサージしてください。
マッサー5)顔のマッサージ
実は、シミやしわの原因は筋肉が縮むことにあります。意外ですよね。なので、筋肉を縮ませるのではなく、筋肉を緩めることがシミ・しわの改善に効果的です。リンパマッサージで顔のコリをほぐしてあげましょう。
血行やリンパの流れが良くなりむくみが取れるだけでなく、肌の細胞に栄養が行き渡るので美肌効果も期待できます。美肌に効果的なローズマリーやローズのアロマオイルを使うのがすすめです♪
ローズマリーのアロマオイルについてはこちらを参照→肌の引き締め効果も!アロマの女王ローズマリーの効果効能
ローズのアロマオイルについてはこちらを参照→ 【女性にぴったり】ローズアロマの効果と効能!美肌・アンチエイジング・ヒーリング・ホルモンバランス
4.最後に
キャリアオイルの種類と特徴をまとめてみました。キャリアオイルってたくさんありますよね~どのような種類を使うときも、パッチテストを忘れないでくださいね。
マッサージもいろいろと紹介したので是非試してみてください!お気に入りのキャリアオイルでマッサージやスキンケアを楽しんでくださいね♪
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