キャリアオイル

クレンジングに向いているキャリアオイル*肌に優しいオイル*NGオイルも…

クレンジングって肌の負担になりますよね。乾燥や老化を防ぐため、できるだけ肌に優しくメイクを落としたいものです。

そんな時思い浮かぶのがキャリアオイル。栄養豊富な植物オイルで肌に優しく汚れを落とせます。でもキャリアオイルには色々な種類があってどれを選べばいいか迷いますよね。また、市販のクレンジングオイルと違って水で落とすことができないというデメリットも…

どのキャリアオイルがクレンジング向きなのか、おすすめのキャリアオイルの種類とクレンジング方法などが気になりますよね!

この記事で学べること・・・

「キャリアオイルでのクレンジング方法」

「これはNG!使ってはいけないキャリアオイル」

「クレンジング向けキャリアオイルの種類」

1.キャリアオイルでのクレンジング方法

クレンジングはどんな種類を使っていますか?

クレンジングには主にオイルタイプ、ジェルタイプ、ミルクタイプ、クリームタイプなどの種類があります。

どの種類のクレンジングでも、クルクルと肌の上でメイクを浮き上がらせたあとは水でさっぱりと洗い流すところは共通ですよね。

オイルタイプのクレンジングのデメリット

そんなクレンジングの中でオイルタイプを使っている方。ハードなメイクもするっと落ちるオイルタイプので人気が高く、さくらんも長年使っていました。ですが、オイルタイプはメイクが落ちやすい反面、肌の皮脂も一緒に落としてしまい、肌を乾燥させて肌荒れの原因にもなってしまいます。敏感肌の人にはNGなタイプです。

なぜオイルタイプが一番刺激が強いんでしょうか??そもそも、オイルは水とは混ざらないですよね。それを混ざるようにしているのは界面活性剤というものです。界面活性剤がオイルを乳化させて水と混ざるようにしてくれ、メイクの油分とクレンジングが結びついて落ちるようにしてくれています。

この界面活性剤が一番多く含まれているのがオイルタイプのクレンジングなんです。ネットで「オイルクレンジングで老いる」なんて書かれているのを見たことがありますが、そういうことです。なので、市販のクレンジングを使う場合、界面活性剤が多いオイルタイプではなく、界面活性剤が少なめのクリームやミルク、ジェルタイプのものを選びましょう。

キャリアオイルのメリット

その点、キャリアオイルは、自然な植物オイルなので界面活性剤は一切含まれていません。

なので肌が敏感な人にも安心して使ってもらえます。やはり天然成分で肌の刺激になる界面活性剤が入っていないのはとても魅力的ですね。

ただし、市販のクレンジングと違って水と混ざらないので、水で洗い流してさっぱり!とはいかないのが欠点です。でも慣れればきれいにオイルを落とすことができますし、油分が肌に残る分乾燥対策にもなります。

上手にキャリアオイルでクレンジングをしてくださいね。

キャリアオイルでのクレンジング方法

1.手の平に100円玉~500円玉大のキャリアオイルを取り、手の平に伸ばして温める。

2.顔全体に伸ばし、メイクとなじませるようくるくるとマッサージする

3.ティッシュで油分を吸い取らせるよう優しく顔に押し当ててオイルをオフする

4.いつも通り石鹸や洗顔料で洗顔する

ポイント

ウォータープルーフタイプのメイクはキャリアオイルでは落ちにくいので、専用リムーバーで先にオフしておきましょう。

メイクとオイルがうまくなじむよう、オイルを手の平でよく温めてから顔に伸ばし、優しくクルクルとマッサージしましょう。

ティッシュオフをする時は、こすらず押し当てて吸い取らせるようにしましょう。蒸しタオルで優しくふき取ってもOKです。

これがキャリアオイルを使った基本のクレンジング方法です!お好みのキャリアオイルで試してみてください。

2.これはNG!使ってはいけないキャリアオイル

キャリアオイルをクレンジングとして使う時、ついつい家にある食用オイルを使おうとしてしまいませんか?!

サラダ油を使う人はいないと思いますが、オリーブオイル、ごま油、グレープシードオイルなどスキンケアにも使われる種類の植物オイルが家にある人もいると思います。

食用のオイル=食べてもOKなんだから肌につけてもOK!と思いがちであそうではありません!食用の植物オイルは、コスメグレードのキャリアオイルよりも精製度が低く不純物が多く含まれています。また、製造の過程で酸化防止や色づけのために、合成添加物を添加されていることがあります。

食べられるものだから肌に使っても大丈夫とは一概には言えないんですね。植物オイルをクレンジングとして肌に使う場合は、基本的には食用のものではなくコスメ用として販売されているキャリアオイルを使ってください。

と言いながら、さくらは以前食用ココナッツオイルをスキンケアに使っていましたがトラブルもなく気に入って使っていました。おそらく余計なものが入っていない精製度の高い食用のものだったのか、さくらの肌に合っていたかどちらかなのかなと思います。

さくらのように食用オイルでスキンケアができる場合もありますが、食用オリーブオイルをクレンジングとして使っていて鼻に角栓(コメド)が大量にできてしまったという悲しい体験談もありましたので、やはり食用オイルには注意が必要です。

3.クレンジング向けキャリアオイルの種類

キャリアオイルには100種類以上もあります(キャリアオイルの種類・特徴についてはこちらを参照→保存版☆キャリアオイル定番10種類+90種類の特徴まとめ☆マッサージ・スキンケアに♪)が、クレンジング向きのキャリアオイルには何種類かあります。使用感や成分、価格などでお好みのものを選んでいただけたらと思います!

ホホバオイル

キャリアオイルの定番中の定番。手に入りやすく低価格なので、キャリアオイル初心者の方にもおすすめです。また、ホホバオイルがおすすめの理由に、刺激が少ないオイルだということもあげられます。敏感肌、アトピー肌など刺激に弱い肌の方にも使っていただけます。

オイルの分子が小さいのでメイクと結びつきやすく毛穴の奥の汚れまで浮き上がらせて取り除きます。それだけしっかりとメイクと汚れを落としても、市販のクレンジング剤のように肌が乾燥することもありません。クレンジング向きのキャリアオイルだと言えます。

どれにするか迷ったらとりあえずホホバオイルから始めてみてください。

グレープシードオイル

グレープシードオイルはその名の通り、ぶどうの種から抽出されるオイルです。白ワインを作る時に出る種を使うことが多いので、ワインの産地で生産されます。

そんなグレープシードオイルには、肌の再生を促すリノール酸が豊富に含まれていて、アンチエイジングに効果的です。とてもさっぱりとした軽い使用感なのでクレンジング向きのキャリアオイルです。ティッシュオフしただけで、かなりさっぱりとするので、キャリアオイルのべたつき感が苦手な方にもおすすめです。

アプリコットカーネルオイル

アプリコット(あんず)から抽出されたオイルですが、ナッツ系の香ばしい香りがします。保湿成分であるオレイン酸を豊富に含んでいるので、乾燥肌の人におすすめです。保湿力は高いですが、ベタベタとした感じではありません。

ただし、オレイン酸はニキビの原因、アクネ菌の餌となってしまいます。アプリコットカーネルオイルに限らず、ニキビに悩んでいる人はオレイン酸を豊富に含むキャリアオイルは避けましょう。

マカデミアナッツオイル

マカデミアナッツのいい香りが特徴のオイルです。マカデミアナッツオイルも保湿成分のオレイン酸を豊富に含んでいます。滑らかなテクスチャーなので、クレンジング向きです。お肌と同じパルミトレイン酸という成分を20%も含んでいるため、肌への浸透もいいオイルです。

スクワランオイル

お肌と同じ成分でできているのでとても肌馴染みがよく、軽い使い心地でクレンジングしやすいです。古い角質を優しく取り除いてくれる効果もあります。ただ、他のキャリアオイルに比べて少し高いのでクレンジングに使うのは贅沢に感じるかもしれません。

無印良品のオリーブスクワランオイルなら、200ml2790円とリーズナブルなのでクレンジングにも使いやすいですね。(詳しくはこちら→【無印良品】プチプラで万能!アロママッサージオイルの使い方とその適量は?

オリーブオイル

お手頃価格で手に入りやすいのもいいところが一押しポイントです。そんな定番のオリーブオイルには保湿成分のオレイン酸を含んでいるため、クレンジング後のつっぱりが気になるような乾燥肌の人におすすめです。ニキビ肌の人にはNGです。

カスターオイル(ひまし油)

カスターオイルはクレオパトラも愛用したと言われる美容効果の高いオイルです。解毒作用もあり、肝臓などの局所に湿布する健康法もあります。効果が高いオイルですが重めのテクスチャーの上、洗浄力が強いので単品では使いづらいです。

なので、ホホバオイルなどのお好みのキャリアオイルとカスターオイルを混ぜて使います。お好みでブレンドの割合を変えてください。

アーモンドオイル

アーモンドオイルにはオレイン酸が60%も含まれているため、保湿効果が高くアンチエイジング効果がとても高いんです。ビタミンB2やミネラルも含まれているんですよ。しかも低刺激という特徴があるので、敏感肌の人にもぴったりです。

皮膚を柔らかくする効果、炎症を抑える効果、メラニンの活動を抑制してくれる美白効果もあります!クレンジングしながらこれほど美容効果があったらいいですよね。というわけで、アーモンドオイルもキャリアオイルクレンジングにおすすめです。

4.最後に

クレンジング向きキャリアオイルの種類とクレンジング方法についてまとめてみました!界面活性剤の入った市販のクレンジングより栄養豊富な天然のキャリアオイルの方が肌を健康に保つのにおすすめです。

慣れるまでは使いづらさを感じるかもしれませんが、しばらく続けていると肌がもっちりふっくらと回復するのを感じていただけると思います。いろいろな種類があるキャリアオイルは奥が深いです。是非キャリアオイルのクレンジングやってみてくださいね♪

↓こちらの記事もよく読まれています↓

-キャリアオイル
-, ,

© 2023 美的健康促進Blog*Biken* Powered by AFFINGER5