アロマライフを楽しんでいるさくらです。アロマのすばらしい効能を子供にも使えたらいいなと思っているママも多いのでは??
実はゼラニウムなど女性に人気のアロマの中には、子供にもいい効果をもたらすものがあるんです☆ということで今回は、
「子供にもおすすめ!アロマテラピー」
「子供・赤ちゃんにアロマオイルと使う時の注意点」
「子供の困った症状にオススメのアロマオイル-ゼラニウムetc」
についてまとめてみたいと思います。
1.子供にもおすすめ!アロマテラピー
アロマテラピーはアロマ=香りと、テラピー=療法を組み合わせた用語で、その名の通り香りを使った民間療法や代替療法として昔から使われてきたものです。
風邪を引いたらこの植物、ケガや火傷にはこの植物といった風に、おじいちゃん・おばあちゃんから教わったことはありませんか?そんな風に昔の人は知恵として健康に役立つ植物を良く知っていたんですね。さくらは火傷をした時におばあちゃんにアロエを塗られたのをよく覚えています。
そんなおばあちゃんの知恵袋的な知識を活用し、研究を進め、科学的な根拠を付加したのが現在のアロマテラピーです。そんなアロマテラピーは、穏やかな効き目で私達の心と体に作用します。西洋医学のお薬とは違って即効性はありませんが、その分安心して使えるメリットもあります。
そんなアロマテラピーを子供にも使ってみませんか??子供は大人よりも体が小さく、体の機能が不完全なため、いくら穏やかな効き目のアロマテラピーとはいえ間違った使い方をすると危険です。でも注意事項さえきっちりと守れば、子供にも有効な使い方ができます。
まずは、大人にも子供にもどちらにアロマオイルを使う時でも守ってほしい注意事項です。
1)品質
最近では百均でも手に入るアロマオイル。その成分もピンからキリまでといった感じです。安いものだと、オイルに合成香料で香りづけをしただけのものもあるんですよ。それでも一応アロマオイルという名前で売られています。そういったオイルでも香りを楽しむことはできますが、効果は期待できません。
なので、アロマオイルでアロマテラピーをする時は、100%天然成分できているか、また品名・学名・抽出部位・抽出方法がきちんと記載されているかを必ずチェックしてください。
2)香りのチェック
いくら身体にいい効果のあるアロマオイルでも匂いが好きになれないなら、使わない方が無難です。香りが気に入らないと効果もでにくいそうです。
香りを嗅いでみて、いい香り!と自然と心が明るくなるような香りが自分にあったものだという証拠です。効能だけでなく香りにも注意しましょう。
3)肌に直接つけない
アロマオイルは、たくさんの量のハーブを使って抽出された成分の濃いオイルです。そのためたった一滴でもとても刺激が強いんです。
お肌につける時はキャリアオイルと呼ばれるホホバオイルやアーモンドオイルなどの植物オイルで希釈してから使ってください。キャリアオイルは食用のものではなく、アロマテラピー専用のものを使ってくださいね。
また、顔に使う前にはパッチテストをお忘れなく。肌がかぶれないよう注意してください。
4)使用期限
アロマオイルはだいたい2年ほどが使用期限のものが多いです。劣化したアロマオイルでは効果がなくなるだけでなく、逆に毒性をおびることもあります。
まだ使えると思っても古くなったアロマオイルは使わないようにしましょう。購入する際にも、使用期限内で使いきれるようなサイズを選びましょう。アロマオイルは数滴しか使わないので、小さいサイズでも以外と長く使えます。よく考えて購入しましょう。
まずは一般的な注意事項でした。次に、子供・赤ちゃんにアロマオイルを使う際の注意事項をご説明します。
2.子供・赤ちゃんにアロマオイルと使う時の注意点
1)使用年齢
1歳以下の赤ちゃんにはアロマは使用しないようにしましょう。どうしても使いたい場合、赤ちゃんが6ヶ月を過ぎれば、ごくごく薄くしたアロマオイルで15~20分芳香浴をすることができます。その際は香りがかすかにする1滴のアロマオイルを使う程度にとどめましょう。
1歳以上3歳未満の子供の場合芳香浴がOKです。芳香浴とは、アロマディフューザーやアロマオイルを薄めたスプレーでアロマの香りを楽しむことです。それでもアロマオイルの濃さには注意し、2、3滴の使用にとどめましょう。
3歳以上の子供にはアロママッサージやアロマバスもOKですが、アロマオイルの濃度に注意し、大人の10分の1程度の濃度にしてください。
2)子供に使ってもOKなアロマオイル
・3歳未満の子供でも使えるアロマオイル
カモミール、マンダリン、ラベンダー
・12歳未満の子供でも使えるアロマオイル
カモミール、マンダリン、ラベンダー、ゼラニウム、サンダルウッド、タイム、シダーウッド、ネロリ、フラキンセンス、ティートリー、オレンジ、ユーカリ、ラベンサラ、ローズウッド、ベンゾイン、マートルなど
・12歳未満の子供でも使わない方がいいアロマオイル
ユーカリ、ローズマリーなどカンファーを含む刺激の強いオイル
イランイラン、セージ、サイプレス、ペパーミント、マジョラム、ジュニパーなど香りが強いオイル
子供は体も小さく体の機能も十分でないことを考慮に入れてしようしましょう。次は、子供にお勧めのアロマオイルの使い方です。
3.子供の困った症状にオススメのアロマオイル-ゼラニウムetc
アロマテラピーで子供の困った症状を改善しましょう!
1)風邪・インフルエンザ対策
風邪やインフルエンザ対策には、抗菌作用・抗ウイルス作用のあるマンダリン、マートル、ローズウッドがお勧めです。アロマディフューザーに2、3滴入れてお部屋を浄化しましょう。
3つのアロマオイルを混ぜて使うこともできますよ。
・マンダリン - 甘くフルーティーな香り、リラックス効果あり
・マートル ? クリアで甘いかおり、呼吸器系疾患に効果あり
・ローズウッド ? 甘いバラにウッディーな香りを足したような香り、風邪や気管支炎に効果あり
2)便秘・下痢
便秘の時は、ラベンダー2滴とカモミール1滴をキャリアオイル50mlで薄めたマッサージオイルと使い、お腹に「の」の字を描くようにマッサージします。
ラベンダーかカモミールを洗面器のお湯に1、2滴たらし、タオルを入れて絞り、お腹にあててあたためます。
・ラベンダー ? さわやかなフローラルの香り、リラックス効果、体の痛みに効果あり
・カモミール ? 青リンゴに似たフルーティーな香り、胃の不調にも効果あり
3)虫除け
市販の虫除けスプレーには有害な科学物質が含まれているため、赤ちゃんや子供に使うのは心配ですよね。そんな時はアロマオイルで虫除けスプレーを作りましょう。
シトロネラ、レモングラス、ティートリー、ゼラニウムのどれかを8滴ほど無水エタノール10mlによく混ぜ、精製水もしくはミネラルウォーターで薄めれば完成です。
・シトロネラ ? 柑橘系の香り
・レモングラス ? レモンに似たさわやかな香り、消臭効果あり
・ティートリー ? クリアで清涼感のある香り、殺菌効果あり
・ゼラニウム ? バラにウッド系の香りを足したような香り
4)子供の夜泣き
子供の情緒を安定してくれるアロマオイルで芳香浴をさせてみましょう。ゼラニウム、ラベンダー、オレンジがおすすめです。
・ゼラニウム ? 不安や落ち込みを取り除いて気持ちを落ち着かせる効果あり
・ラベンダー ? 快眠効果あり
・オレンジ ? 曇った心を温かくする効果あり
いかがですか?子育てにも役立ちそうな効果のあるアロマオイルがいくつもありましたね。夜泣きに効くアロマオイルは子供だけでなく、夜泣きに疲れたママの心も落ち着かせてくれると思います。
4.最後に
今回は子供にも使えるアロマテラピーについてまとめてみました。効果が穏やかで心と体に効果のあるアロマテラピーは子育てで忙しく時間のないママが、家でリラックスするのを助けてくれるんじゃないかと思います。
子供に使う場合、少し注意が必要ですが、それさえ気をつければママと一緒にアロマを楽しめると思います。ゼラニウムやラベンダーなど香りが優しいものが特におすすめです。アロマが少しでも子育て中のママの助けになりますように。
ゼラニウムの効果・効能について詳しくはこちらを参照 →ロージーな香り!ゼラニウムアロマの効能とアロマウォーター・化粧水の作り方