アロマオイルは香りを楽しむだけではもったいないです。是非お勧めしたいのがアロマスプレーです!作り方は簡単で必要な材料も手に入りやすいんです。
殺菌・抗菌作用のあるアロマオイルを使って床掃除や拭き掃除に使えるアロマスプレーを作ってみませんか??天然成分なので合成洗剤より安全ですし、アロマオイルのいい香りに包まれて掃除も楽しくなりますよ。
この記事でわかること...
「とっても簡単!アロマスプレーの作り方」
「床掃除・拭き掃除におすすめのアロマオイル」
「洗剤代わり!アロマオイルでエコにお掃除」
1.とっても簡単!アロマスプレーの作り方
アロマスプレーとは、スプレーボトルにアロマオイルと水を入れたものです。アロマを扱っているお店に行けば、もちろんアロマスプレーが販売されていますが、作り方も簡単ですし手作りしてみませんか??
ドラッグストアや100円ショップで手に入るもので簡単に作ることができます。お好きなアロマでアロマスプレーを作ってみましょう!
アロマスプレーの作り方(1)
<準備するもの>
・スプレーボトル
・精製水もしくは軟水のミネラルウォーター40ml(肌につけない場合水道水も可)
・無水エタノール10ml
・お好みのアロマオイル10滴(肌につける場合、5滴以上使わず肌の様子をみること)
・ラベルシール(お好みで)
<作り方>
スプレーボトルに無水エタノールとアロマオイルを入れてよく混ぜます。そこに精製水を加えてもう一度混ぜれば完成です!お好みでアロマオイルの名前を書いたラベルを貼ってもいいですね。
スプレーボトルは100円ショップで売られています。成分の劣化を防ぎたい場合は、遮光性のある茶色など暗い色がついたガラスボトルがオススメです。
無水エタノールと精製水も薬局で手に入ります。無水エタノールは千円程度、精製水は百円程度で売られています。無水エタノールとはアルコールのことで、アロマオイルと水分が混ざりやすくしてくれます。アルコールなので、火がつく恐れがあるので火の近くで使用しないでください。
使う前によく振って使ってくださいね。完成したアロマスプレーは冷暗所に保管し、1ヶ月程度を目安に使い切ってください。
アロマスプレーの作り方(2)
<準備するもの>
・スプレーボトル
・精製水もしくは軟水のミネラルウォーター50ml(肌につけない場合水道水も可)
・お好みのアロマオイル10滴(肌につける場合、5滴以上使わず肌の様子をみること)
・ラベルシール(お好みで)
<作り方>
スプレーボトルにアロマオイルと精製水を加えてよく混ぜ、お好みでラベルシールにアロマオイルの名前と作った日付を書いてボトルに貼れば完成です!
作り方はこれだけです。無水エタノールを使わないバージョンです。無水エタノールが入っていないので、アロマオイルが水に溶けずに分離しています。使うたびによく振りましょう。こちらも冷暗所に保存し、1ヶ月を目安に使い切るようにしましょう。
アロマスプレーの作り方が簡単だと分かっていただけたと思います。このアロマスプレーは、カーテンや寝具、ソファなど室内のファブリックにスプレーしたり、持ち歩いて外出先でも使えますし、マスクにスプレーすることもできます。お肌にも使えますが、その場合は濃度が1%以下になるようにして肌に異常がおきないか注意してくださいね。
今回は、床掃除・拭き掃除に。アロマスプレーを使おう!ということなので、床掃除・拭き掃除にぴったりなアロマオイルをご紹介します。
2.床掃除・拭き掃除におすすめのアロマオイル
ユーカリ
ユーカリと言えばコアラの主食として有名ですが、実はその殺菌作用の高さから古くからオーストラリアの先住民アボリジニーに愛されてきたんです。ツーンとしたシャープな香りで空気をすっきりとさせてくれますよ。
ユーカリは風邪やインフルエンザの予防にも効果があると言われているので、感染症がはやる冬にはユーカリで床掃除・拭き掃除をして雑菌・ウイルスを退治するのがいいですね。
ユーカリは他にもアレルギーの緩和作用もあるので、花粉症の方にもおすすめです。意外に使えるユーカリについて詳しくはこちらを参照↓↓


ペパーミント
ペパーミントに含まれるメントールのスーッとした香りは、気分をすっきりとさせてくれますよね。タブレットやガムにも使われているのでおなじみだと思います。そんなペパーミントには抗菌作用があります。床掃除だけでなく、トイレやゴミ箱、靴箱の消臭にも使えます。
汚れと臭いが気になるところにペパーミントのアロマスプレーを使ってみてください。
↓ペパーミントについて詳しくはこちらを参照↓

ティーツリー
抗菌・殺菌作用と言えば、ティーツリーという位、その作用の高さで有名です。ツンと鼻に抜ける薬草のような香りが特徴です。ティーツリーはカビ予防にも効果があるので、拭き掃除のついでにお風呂の壁の水分を拭き取って、ティーツリーのアロマスプレーでカビがつかないように予防することもできます。
レモン・レモングラス
すっきりとしたレモンの香りは掃除にぴったりですよね。主成分のシトラールには防虫作用があるので、ダニが気になるカーペットや畳にもアロマスプレーを使いましょう。
レモン・レモングラスには実は胃腸の働きを良くする効果があります。誰にでも好かれすさわやかないい香りで使い勝手もいいので是非試してみてくださいね。
↓レモン・レモングラスについて詳しくはこちらを参照↓

オレンジ
オレンジはオレンジ・スイートとも呼ばれます。オレンジ果実そのもののフルーティな香りが特徴です。万人受けする香りですし、成分があまり強くないため、小さいお子さんのいるご家庭でも安心して使っていただけます。
そんなオレンジに含まれるリモネンには油汚れを分解する作用があります。そのため、油っぽくなりやすいキッチンの床掃除やガスコンロ周りの拭き掃除におすすめです。また、殺菌作用もあるので冷蔵庫の中の拭き掃除にもおすすめです。最近ではオレンジの成分が入った洗剤もありますのでオレンジの効果はご存知の方もいるかもしれませんね。
またアロマスプレーは天然成分なので、食品を入れる冷蔵庫にも安心して使っていただけますし、二度拭きの必要がないのもいいですね。
↓オレンジについて詳しくはこちらを参照↓

グレープフルーツ
グレープフルーツにも油を分解して、殺菌・消毒をしてくれる作用があります。キッチン周りの拭き掃除におすすめです。
ラベンダー
甘く優しい香りが特徴のラベンダーは誰からも愛される香りです。ラベンダーと言えば、安眠効果で湯名ですが、実は殺菌・消毒作用があります。汚れの気になるところから、いい香りをつけたいところまで、部屋中にスプレーして拭き掃除をしてくださいね。
ジュニパー(サイプレス)
ジュニパーには空気を浄化する作用があると言われています。そのため、空気の流れが悪いところ、人の出入りが多いところの掃除にぴったりです。玄関や寝室、リビングの拭き掃除に、ジュニパーのアロマスプレーを使ってみてください。
いかがでしたか??
床掃除・拭き掃除に効果のあるアロマオイルを紹介しました♪次はアロマオイルを使った掃除の方法です!
3.洗剤代わり!アロマオイルでエコにお掃除
床掃除・拭き掃除におすすめのアロマオイルを使って、アロマスプレー以外にもアロマをお掃除に使うことができます。洗剤をあまり使いたくない方、洗剤が使えない場所の掃除におすすめです。
重曹アロマクレンザー
<準備するもの>
重曹100g
アロマオイル10滴
<作り方>
重曹にアロマオイルを混ぜれば完成です。とってもとっても簡単です!
キッチンのシンクや換気扇、タイルの掃除をする時、こびりついた汚れに振りかけてしばらくおきます。そのあとブラシでこすれば汚れが落ちますよ。作り置きはせずに一回で使い切ってください。
重曹を消臭剤として使う
また、重曹には消臭効果があるので、蓋のない容器に入れて、冷蔵庫やトイレ、下駄箱に入れておけば、消臭剤代わりになります。消臭剤として使う場合は1ヶ月程度で交換してください。残った重曹は重曹クレンザーとして掃除に使うことができます!
クエン酸アロマクレンザー
<準備するもの>
クエン酸小さじ1(5g)
精製水50cc
アロマオイル10滴
スプレー容器
<作り方>
スプレーボトルにクエン酸とアロマオイルを入れて良く混ぜます。精製水を加えて混ぜれば完成です。
スプレーボトルもクエン酸も100円ショップに売られていますし、精製水はドラッグストアで手に入ります。クエン酸の代わりに同じ酸性のお酢を使うこともできます。酸の力でアルカリ性の汚れを落とすのに使うことができます。
シンクや洗面台、お風呂場の鏡などについた水垢や便器の黄ばみに効きます。気になる部分にスプレーしてしばらく置いておき、汚れが浮いたところでこすって落としましょう。
このクレンザーは酸性なので、他の洗剤と混ぜないようにしてください。クレンザーを傷がつきやすいもの(大理石、フローリングなどの木製製品)には使わないようにしてくださいね。
4.最後に
今回はアロマスプレーとアロマクレンザーを使ったお掃除についてまとめてみました。床が汚れていると不衛生なだけでなく、風水的にも運気が下がるので床掃除や拭き掃除はとっても大切です!
でもとても面倒ですよね…お気に入りのいい香りのアロマオイルを使って気分を上げながらお掃除してみてくださいね♪