なんと私達は人生の3分の1を布団の中で過ごすんです。なので、毎日心地よく眠れるかどうかってすごく大切ですよね。
でもストレス社会の現代では、不眠や眠りの浅さに悩んでいる人も多いはず。さくらんもそうです…そこで安眠を助けてくれる効能のあるアロマオイルについて調べてみました。
この記事でわかること...
「安眠できない理由とアロマオイルの使い方」
「安眠効能のあるアロマオイル」
「安眠効能のあるアロマオイルを使うタイミング」
1.安眠できない理由とアロマオイルの使い方
・交感神経と副交感神経
寝つきが悪い、夜中に目が覚める、眠りが浅い、といった睡眠障害はなぜ起こるのでしょうか?私達の体には、交感神経と副交感神経という二つの自律神経があり、この自律神経がバランスを取りながら私達は活動を行っています。
交感神経は体を活動的にさせ活発に活動をしている時に優位になります。主にお昼に優位に働いています。副交感神経はリラックスしている時に優位になり、体を休める働きがあり、主に夜になると副交感神経に切り替わっています。
ただストレスや身体的な過労のせいで、この自律神経の切り替えがうまくいかず、夜寝る時間になっても交感神経が優位に働き緊張状態が続いていると安眠が妨げられてしまいます。これが睡眠障害が起こる原因です。
ポイント:安眠のためには副交感神経が優位になっていて体がリラックスしている必要
・アロマテラピーで安眠を手に入れよう
安眠できずに悩んでいる時こそアロマの出番です!
アロマテラピーとは、アロマ=芳香、テラピー=治療という言葉から作られた造語です。「アロマの香りを使って身体や心を癒したり悪いところを治したりすること」をアロマテラピーと呼びます。
アロマオイルはいろいろな植物から抽出され、その植物の成分によって様々な香りや効能を持っています。その効能が体や心に作用するメカニズムは、香りの成分が鼻を伝わって嗅神経を通ってダイレクトに脳を刺激することで起るんです。
私達が匂いを感じ取ることができるのは、脳の奥にある視床下部の働きです。視床下部には、自律神経や免疫、ホルモンバランスなどを調節する働きもあります。快・不快などの本能、意欲、怒りや不安などの感情とも関係があります。そんな視床下部に鼻から入った香りが刺激を与えるため、体と心に影響を及ぼすというわけです。
ストレス解消やリラックスなど安眠のための効能のあるアロマオイルを使えば、その香りが鼻から入って視床下部に届き、体をリラックスさせ心地よく眠る手助けをしてくれんですね〜
ポイント:安眠効能のあるアロマオイルの香りを嗅げばよく眠れる♪
では次に、安眠効能のあるアロマオイルを紹介します!
2.安眠効能のあるアロマオイル
1)ゼラニウム
ゼラニウムは女性に人気のフローラルな香りのアロマオイルです。ローズに似た香りがするため、別名ローズゼラニウムとも呼ばれています。ゼラニウムのアロマオイルはゼラニウムの葉から抽出されるため、ローズに似た香りですがグリーンの香りがします。
そんなゼラニウムにも安眠の効能があります。
緊張を和らげる、不安感・イライラ・ストレス・情緒不安定の解消、気持ちを落ち着かせる、自律神経の乱れを整える、気持ちを前向きにするなどです。イライラや緊張のせいで眠れない夜は、ゼラニウムの香りが安眠に導いてくれること間違いなしです。
ゼラニウムについて詳しくはこちらを参照↓↓

2)イランイラン
エキゾチックなロマンチックな香りとして人気のアロマオイルです。催淫作用が有名でクレオパトラが惚れ薬として使っていたとも言われるイランイラン。気持ちを落ち着かせる効能と、気持ちを高揚させる効能も両方あるため、夜寝る前は低濃度で使用してください。高いリラックス効果と抗うつ作用もあります。
香りが苦手な方は、柑橘系のフローラルな香りがするアロマオイルとブレンドすると、イランイランの濃厚さが和らぎ使いやすくなります。
イランイランについて詳しくはこちらを参照↓↓

3)ネロリ
オレンジの花の柑橘系の香りで気持ちを落ち着かせる鎮静効果があるため、安眠のためにおすすめできるアロマオイルです。高価なアロマオイルですが、優しい気持ちを取り戻し、穏やかな気持ちにしてくれるので、幸せな気分で眠りにつくことができますよ。上品な女性を目指している人も是非使ってみてだくさい。
4)フランキンセンス
古代エジプトで神様への捧げ物として、祭壇や寺院で使われていたというフランキンセンスは樹脂系のアロマオイルです。スパイシーな香りが特徴です。呼吸器系の働きをよくする効能もあるので、咳や鼻づまりで寝苦しい時にもおすすめです。
心を落ち着かせてくれるので悩みを抱えていて眠れない時にもぴったりです。瞑想にもぴったり合うアロマオイルなので眠る前にフランキンセンスで芳香浴をしながら瞑想するのもおすすめです。安眠間違いなしですね。
5)サンダルウッド
ウッドと名につくだけあって、ウッディーな重厚な落ち着いた香りを持つアロマオイルです。この気分を落ち着かせる木の香りは寝室にもぴったりで、安眠にもってこいだと思います。古くから宗教儀式や瞑想の際に使われてきたというのも納得の香りです。
気持ちが高揚して落ち着かない時、ゆっくりと深呼吸をしてサンダルウッドの香りを吸い込めば、気持ちが和らぎます。サンダルウッドは、風邪の諸症状にも効果があります。
6)ベルガモット
オレンジやレモンのような柑橘系の甘い香りが特徴のアロマオイルです。自律神経を整えてくれる作用もあるので、気持ちが高ぶって眠れない時におすすめです。安眠効能のほかに、消化促進や乗り物酔いの緩和にも効果があります。
7)オレンジ
柑橘系アロマオイルで人気のオレンジです。ストレスを緩和してくれるので、安眠のためにぴったりのアロマオイルです。張り詰めた気持ちを和らげてくれるので、考えすぎて視野が狭くなってしまっている時にオレンジのアロマオイルで芳香浴をすれば、気持ちが軽く優しくなると思います。
優しい香りなので寝つきの悪い子供さんにもオススメです。きっとリラックスしてくれると思います。オレンジには、鎮静効果、自律神経調整効果、安眠効能の他に消化促進や血行促進効果もあります。
8)ラベンダー
安眠効能のアロマオイルの定番中の定番です。香りの女王とも呼ばれているラベンダーは、かわいい紫のお花のイメージ通り、優しく可憐なフローラルな香りが特徴です。優しい香りに癒されてリラックスできるだけではなく、目の疲れや肩こりにも効きます。
9)カモミール
カモミールと言えば、眠る前に飲むと安眠の効能があるとしてハーブティとして人気ですよね。カモミールのアロマオイルはとても高価ですが、その分高い効能があります。安眠効能だけではなく、かゆみを抑える効果もあるので一本あると便利ですね。
10)ローズウッド
ほんのり甘いウッディな香りのローズウッドです。女性に人気の香りです。リラックス効果があるため、安眠のために寝る前に使うのがオススメです。
11)マジョラム
ストレスや精神疲労が溜まって、眠りたいのに眠れないような時ありますよね。そんな時は自律神経が高ぶってしまっています。自律神経のバランスを整えて安眠へいざなってくれるマジョラムがおすすめです。ラベンダーとブレンドするのもおすすめですよ。
12)クラリセージ
クラリセージは甘みと温かみのあるスパイシーな香りです。女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持つため、女性特有の不調に効果的なアロマオイルです。生理前に女性ホルモンが乱れてイライラして眠れない時、生理中寝つきが悪い、そんな時に是非クラリセージを使ってみてください。
13)ローズ
アロマオイルの中で最も高価なローズ。その分、高いリラックス効果と安眠の効能を持っています。たった一滴で一晩中高級感のあるエレガントな香りが続きます。辛いことが重なって起き上がれない時、そんな時でもローズの芳醇な香りをかげば、心が軽くなりますよ。
お値段が高いのがネックですが、ホルモンバランスを整える効果もあるので女性にとてもオススメです。緊張する勝負の日の前日、眠れない時に使えば自信がアップして背中を押してくれる、そんな香りです。
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いかがでしたか??魅力的なアロマオイルをご紹介しました。次はそんなアロマオイルをどうやって選らんだらいいの?いつ使えばいいの?そんなお話です。
3.安眠効能のあるアロマオイルを使うタイミング
・眠る前のルーティンを決める
安眠するために、自分なりの眠る前のルーティンワークを作るのが効果的です。例えば、ストレッチをする、温かい飲み物を飲む、瞑想をするなど寝る前にいつもやる習慣を作ると、脳がそろそろ寝るんだなと眠る準備を始めてくれます。
この眠る前のルーティンワークに安眠効能のあるアロマを加えましょう♪
例えば…
1.お風呂に入ってパジャマに着替え歯磨きなど寝る準備
2.アロマディフューザーにお気に入りの安眠効能のあるアロマオイルをセット
3.いい香りを嗅ぎながらのんびりとストレッチをしたり読書をする
こんな風に寝る前の流れを決めておけば、眠る前のアロマオイルの香りをかいだら自然と眠たくなるようになります。
・寝室で安眠効能のアロマオイルを使う方法
どうやって安眠効能のアロマオイルを使うかですが、アロマディフューザーの他にも色々簡単な方法があります♪
例えばアロマスプレーを作っておいて寝室にシュシュッとスプレーする方法です。ピロースプレーとして枕元に置いておいて、枕や寝具にスプレーするのもいいですね。アロマスプレーは簡単な材料ですぐに作れるんですよ。
アロマスプレーについて詳しくはこちらを参照↓

また、一番簡単にアロマオイルで芳香浴を楽しむ方法は、コットン、ティッシュ、ハンカチ、タオルなどにアロマオイルを染みこませて枕元に置いておく!たったこれだけです♪
これだけでアロマオイルの香りを楽しむことができます。簡単ですよね。ただ、アロマオイルの原液を寝具につけるとシミになる恐れがあるので気をつけてください。
4.最後に
今回は安眠効能のあるアロマオイルについてまとめてみました。睡眠は生きていく上でとても大切なものです。質のいい睡眠が取れないと美容健康に悪いですよね。
さくらんもストレスが溜まるとすぐに眠れなくなったり、眠りが浅くなってしまいます。これからはアロマオイルの力を借りて、できるだけ安眠できるようにしたいなと思います。
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