アロマ大好きなさくらです。女子がもう一つ好きなものと言えばマッサージですよね。さくらもマッサージが大好きで月に一回は必ず自分へのご褒美としてマッサージに行っています。
本当はもっと通いたいけれどお金もかかるし…そこで自分でマッサージをすることにしました。お気に入りのアロマオイルを使ってアロママッサージがしたいので、簡単なマッサージオイルの作り方・効果・おすすめのアロマオイルを調べてみました。
ということで今回は、
「簡単!アロマオイルでマッサージオイルを作ろう!」
「アロママッサージにおすすめ!効果のあるアロマオイル」
「アロマオイルでマッサージをする時の注意点」
を中心にまとめてみたいと思います。
1.簡単!アロマオイルでマッサージオイルを作ろう!
アロマオイルでマッサージをしよう!と思ったら、まずはマッサージオイル作りから始めなければいけません。え?!アロマオイルをマッサージオイルにしたらいいんじゃないの?と思った方。ダメですよ。アロマオイルは植物のエッセンスを凝縮させたものなんです。そのため、そのまま使うと刺激が強すぎます。
肌につける場合は必ず希釈(薄めること)してください。そして、希釈に使うオイルをキャリアオイルと呼びます。キャリアオイルに使えるオイルは植物性のもので食用ではなく肌につけるために作られたものを使用してください。
おすすめのキャリアオイルは後程ご紹介します。まずはマッサージオイルの作り方から。作り方は簡単です。キャリアオイルとアロマオイルを混ぜるだけ。これだけです。体に使う場合は、アロマオイルの濃度が2%程度になるように、顔に使う場合は濃度が0.5%になるように希釈します。
キャリアオイルが25mlの場合、2%ではアロマオイルは10~12滴、0.5%の場合は2~3滴を目安にしてください。この希釈率を参考に自分が作りたい分量に合わせて、それぞれの量を変えてくださいね。
マッサージオイルの保存は、光を遮断する遮光瓶がおすすめです。なので、分量を量ったキャリアオイルをあらかじめ瓶に入れておき、そこにアロマオイルを追加して混ぜ合わせると便利だと思います。
作ったマッサージオイルは酸化していくので、日の当たらない涼しい場所で保管して1ヶ月程度で使い切るようにしましょう。
では次にキャリアオイルのおすすめをご紹介します。
1)ホホバオイル
キャリアオイルとして定番のホホバオイル。滑らかなテクスチャーで使いやすいオイルです。ホホバオイルに含まれるワックスエステルという成分がお肌の角質に含まれる成分と同じため、お肌に馴染みやすく成分が浸透しやすいです。
2)アルガンオイル
アルガンオイルと言えば、アンチエイジング効果で有名ですよね。アルガンオイルに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、シミやしわを防ぎ若々しい肌を作ってくれます。くすみを取って肌の弾力をアップさせてくれる働きもあります。
3)ココナッツオイル
人気のココナッツオイルもキャリアオイルとして使うことがあります。ココナッツオイルは肌に吸い込まれるように馴染むので軽いテクスチャーで使いやすいですよ。ココナッツオイルにはラウリン酸が豊富に含まれており、抗酸化作用がとても高いので肌にとてもいいです。
3)マカダミアナッツオイル
マカダミアナッツオイルは滑らかなテクスチャーで使いやすく、お肌と同じパルミトレイン酸を20%以上含んでいるため肌への浸透がいいオイルです。
4)アーモンドオイル
アーモンドオイルにはオレイン酸が60%も含まれているため、老化防止効果がとても高いオイルです。また、ビタミンB2やミネラルも含まれているんです。しかも低刺激なので、敏感肌の人にもぴったりです。というわけで、最近人気のアーモンドオイルもキャリアオイルとしておすすめです。
5)アボカドオイル
森のバターと呼ばれる栄養価が高いアボカドオイルは、保湿性の高いオイルです。ただ、粘度が高く重めのテクスチャーなので、他のオイルと混ぜて使うのがおすすめです。
6)太白(たいはく)胡麻油
アーユルヴェーダにも使われる太白胡麻油は普通のゴマ油と違い、生のゴマからできたオイルです。ビタインEを豊富に含むゴマからできているので肌にいいのは明白ですよね。他にも抗酸化成分であるリグナン、セサミンも含まれていて老化を防止してくれます。
ただし、太白胡麻油を使う場合は、キュアリングという加熱処理をするとより効果が高くなると言われています。キュアリングとは太白胡麻油を100℃まで温めることです。湯せんで温めるのがおすすめです。鍋にお湯を沸騰させ太白ごま油の入った瓶を入れて湯せんにかけます。これでキュアリングができます。
7)ローズヒップオイル
ローズヒップオイルと言えば、美白効果が高いことで有名ですよね。他にもお肌のハリや弾力を取り戻したい時におすすめです。ただローズヒップオイルは酸化しやすいので、マッサージオイルを作ったら早めに使い切るようにしましょう。
いかがでしたか??作り方も簡単ですし、キャリアオイルもいろいろなものがあるので手に入りやすいものから試してみるのもいいかもしれません。お好みのキャリアオイルにアロマオイルを加えてマッサージオイルを作ってくださいね。
2.アロママッサージにおすすめ!効果のあるアロマオイル
では、次にマッサージオイルに加えるアロマオイルについてです。どんなアロマオイルを使えばいいのか??一番簡単にオイルを選ぶ方法は、自分がいい香りでこれが使いたい!というものを使うことです。私達は本能的に自分に足りないものを補えるアロマオイルを選ぶんだそうです。
なので、どうしても迷ってしまってどれを使えばいいかわからないような時は、難しく考えずいい香りだな使いたいなと感じるアロマオイルをチョイスしてください。好きな香りに包まれて癒されるヒーリング効果もマッサージにとっては大事なことですよ。
とはいえ、オイルごとに効果の違いがあるので、どのような効果を得たいかで使うオイルも変わりますので、おすすめオイルをご紹介しますね。
1)リラックスしたい時
ラベンダー、カモミール、オレンジ、ベルガモット、サンダルウッド、クラリセージ、シダーウッド、フランキンセンス、イランイラン、パチュリー、ネロリ、ローズなど
2)落ち込んでいる時
ベルガモット、ローズウッド、オレンジ、グレープフルーツ、ネロリ、ローズ、ジャスミン、メリッサ、クラリセージ、イランイラン、ゼラニウムなど
3)不安・心配がある時
ベルガモット、ネロリ、フランキンセンス、ゼラニウムなど
4)幸福感を高めたい時
ローズ、ジャスミン、イランイラン、オレンジ、クラリセージ
5)カップル・夫婦で愛を深めたい
イランイラン、パチュリー、ジャスミン、ローズ、クラリセージ
6)やる気を出したい時
グレープフルーツ、ジュニパーベリー、ローズマリー、レモン、ペパーミント
7)気分を落ち着けたい時
パチュリー、ベニパー、フランキンセンス、サンダルウッド、ラベンダー、カモミール
8)さびしい時
ベルガモット、ジャスミン、クラリセージ、ゼラニウム、イランイラン、ローズ、カモミール
9)肩こり・腰痛がある時
ラベンダー、クラリセージ、ジュニパーベリー、マージョラム、ローズマリー、パイン
10)頭が痛い時
ラベンダー、クラリセージ、マージョラム、ローズマリー、カモミール、ペパーミント
11)目の疲れがある時
ラベンダー、マージョラム、ローズマリー
12)ダイエット中
グレープフルーツ、ジュニパーべリー、サイプレス、フェンネル
色々なアロマオイルがありましたね。マッサージの目的に応じて使い分けてくださいね。
3.アロマオイルでマッサージをする時の注意点
1)光毒性
ベルガモット、レモン、オレンジ、マンダリン、グレープフルーツ、ゆずなどの柑橘系のオイルには光毒性と言って、お肌につけて光に当たるとシミができやすくなる性質があります。
そのため、これらのオイルを使う時は家から出ない時か、日にあたらない夜に使うようにしてください。
2)赤ちゃん・子供
大人より体が小さく肌も弱い赤ちゃんや子供にアロマオイルを使ってマッサージをする時には注意が必要です。まず、3歳未満の赤ちゃんにはアロママッサージはしないようにしましょう。親子のスキンシップのためにマッサージをしたい場合、キャリアオイルだけにしておきましょう。
3~6歳の子供には、大人の3分の1程度の濃度で、6~12歳の子供には半分程度の濃度で、12歳以上の子供には大人と同じ濃度で大丈夫です。私達が思っているより、アロマオイルというのは成分の強いものなんです。赤ちゃん・子供には注意して使いましょう。
3)揉み返し
あまり強くマッサージをすると翌日揉み返しが起きて、痛みが出てしまうことがあります。揉み返しとは、マッサージの時に力を入れすぎたせいで毛細血管や筋肉細胞が傷つき、翌日以降炎症が起きて痛みが出る現象です。
アロママッサージはそんなに力を入れる必要はありません。香りを楽しみながら肌からアロマオイルのいい成分が吸収されていくので優しく肌をなでるような気持ちでマッサージをしてくださいね。
4.最後に
今回はアロマオイルを使ったアロママッサージについてまとめてみました。疲れた時や嫌なことがあった時、寝る前に少しお気に入りのアロマオイルを使ってマッサージをしてあげると気分も少しはましになると思います。
アロマオイルには色々な効果がありますので是非試してみてくださいね。
こちらの記事も参考にどうぞ →簡単な道具で!アロマオイルのスプレーの作り方・使い方!ユーカリで花粉症・虫除け対策