お腹が冷たい

すでに病気の可能性も?!お腹が冷たいと免疫低下・病気を招く!

少し怖いタイトルの記事ですが、大げさではありません。実はさくらはお腹が夏でも冷たいので、原因は何かと調べてみたんです。

すると、あるサイトでただの冷えだと思っていたら実は病気だった…という怖い例が紹介されていました。「たけしの本当は怖い家庭の医学」という番組で紹介されていたものです。さらに調べてみるとお腹の冷えが病気に繋がることもあるようでした。

ということで今回は、

「お腹が冷たい症状が出る病気とは」

「お腹が冷えると病気になりやすい?!」

「お腹が冷たい人向け改善方法」

を中心にまとめてみたいと思います。

1.お腹が冷たい症状が出る病気とは

お腹が冷たい、手足が冷たい、でも体質だし昔からだし仕方がないか。そんな風に諦めて、何の改善策も取らなかったところ、実は病気だった…そんなケースがテレビで紹介されていました。

その病気とは、裏寒(りかん)という病気です。裏寒とは、様々なストレスが原因で体の防衛反応が衰えてしまい、生命維持に必要な基礎代謝が低下し、体の中心部がひどく冷えてしまっている状態のことを言います。本来温かく守られているはずの内臓が冷たく冷えてしまっているんです。

裏寒には次のような症状があります。

・手足、お腹が冷たい

・下痢気味、便秘気味

・軟便、残便感がある

・下腹部が張っている

・下腹部の痛み、慢性盲腸

・腰の右側が痛い

・頭痛、首と肩のコリがある

・鼻水、鼻づまり

・就寝中に胃のむかつきで目が覚める

・真夜中に胸が苦しくなる

・朝から体が重く、気分が沈む

・やる気が出ない

・食欲不振

この中で3つ以上あてはまるものがあれば裏寒の可能性があります。

裏寒の原因にはどんなものがあるのでしょうか?

・病気で体力が落ちた

・薬を長期間服用している

・大きな手術を受けた

・胃腸が弱い

・運動不足

・老化、高齢者

・ストレスを抱えている

これらが原因となって、裏寒を発症してしまいます。病気や薬の服用、手術があった人は注意が必要ですね。また、胃腸が弱い、運動不足、老化、ストレスなどは当てはまる人が多いと思うので、対策をして裏寒を防ぎましょう。

では、裏寒かなと思った場合、どういった対策ができるでしょうか。病院で裏寒と診断された場合、温裏剤という薬が処方されます。自分で改善する場合は、お腹や手足の冷えの改善方法と同じく、足湯、カイロや湯たんぽ、体を温める食べ物や飲み物が効果的なようです。

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実は、裏寒まではいかなくても、お腹が冷えているのも美容健康によくありません。次に説明したいと主もいます。

2.お腹が冷えると病気になりやすい?!

冷えは万病の元!と言いますが、本当に冷えは百害あって一利なしなんです。お腹や手足が冷えて体温が一度下がると、基礎代謝は30%、免疫力は12%下がると言われています。

代謝が下がると消費カロリーが減りますので痩せにくい体になりますし、免疫が下がると風邪などの感染症にかかりやすくなってしまいます。それくらい体を温めるのは大切なことなんです。

また、冷え症の原因に自律神経の乱れがあるので、冷え症がうつ病や自律神経失調症によるものだったということもあるそうです。お腹や手足が冷たい以外に、気分の落ち込み、不眠、食欲不振、やる気が出ないなどの症状がある場合、うつ病や自律神経失調症を疑って、心療内科に行ってみてください。

他に冷え症の原因として、血行の悪さや貧血があります。血行が悪いというとは体の隅々の細胞一つ一つに十分な栄養と酸素が届いていない可能性があります。私達の細胞が生まれ変わるのには栄養と酸素が不可欠です。その栄養と酸素が運ばれてこなければ、肌も髪も美しく保たれず、体の機能も落ちてしまいます。

貧血の場合の、酸素が体に十分に行き渡らなくなります。というのも、貧血は鉄分が不足している状態です。赤血球の中のヘモグロビンは酸素を運ぶ役割をしていますが、鉄分が不足すると生産されなくなり、また生産されても十分に働かなくなります。そうすると酸素が体の隅々まで行き渡らなくなるんです。

このように、体の冷えはいい事が一つもなく、病気になりやすい、または老化しやすい体を作ってしまいます。そんな困った冷え症に、日本人女性の8割が悩んでいると言われています。なぜでしょうか?それは、現代人には体が冷えやすい要素が揃っているからです。

・冷たい食べ物、飲み物を摂る

・甘いもの、脂っこいものを食べる

・薄着をする

・お風呂はシャワーで済ます

・冷暖房をよく使う

・運動をあまりしない

・日々忙しくストレスが溜まる

どうですか?思い当たるものがかなりあるんじゃないかと思います。さくらも毎日忙しくストレスをつねに抱えていますし、忙しさにかまけてお風呂はシャワーで済ましがちです。こんな生活が体を冷やしているんだなと反省です。

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では、次はそんな冷えをどうやって解消するかご紹介します。

3.お腹が冷たい人向け改善方法

体の冷えの中でもお腹は内臓を守る必要があるため、温かく保っておきたいです。そこでお腹を温める方法をご紹介します。

1)温かい飲み物

冷たいビールやジュース、アイスも魅力的ですが、内臓を冷やしてしまうのでできるだけ避けましょう。夏でも飲み物は温かいものにしてもらいたいと思います。白湯やほうじ茶、ココアなど健康効果もある温かい飲み物を飲みましょう。

食べ物は、体を冷やす冷たいものや甘いもの、脂っこいものは避けて、栄養バランスの取れたもので、体を温める発酵食品や根菜を多く摂るようにしましょう。

体を温める飲み物・食べ物について詳しくはこちらを参照 →知りたい!末端冷え性改善に効果的な飲み物・食べ物!アルコールの摂り方!

2)腹巻・カイロ・湯たんぽ

お腹を外側から温める方法です。腹巻は夏用の薄手のものもあるので、脚や腕を露出する服装の時でも、お腹は腹巻で守ってください。外に着けて出かけるのに抵抗のある人は、寝る時だけでも効果があります。お腹が温まると良く眠れますよ。

お腹の冷えが強い時はカイロ・湯たんぽが効果的。湯たんぽは百均や無印良品でお手頃価格で手に入り色々なサイズもあります。一つあると、寒い冬だけでなく、腹痛・生理痛がある時にも使えて便利ですよ。

湯たんぽについて詳しくはこちらを参照 →湯たんぽで足が冷たい人もあったか生活!100均・無印人気の湯たんぽ紹介☆

3)腹筋

筋肉はポンプの役割をして血液を体中に届けているので、冷え症を治すためには筋肉量を増やすことが大切です。男性よりも女性の方が冷え症が多いのも、筋肉量が少ないからというのもあるんです。

首も腰も痛めない簡単かつ効果的な腹筋のやり方をご紹介します。

1.膝を立てて仰向けに横になり手て胸の前でクロスする

2.肩甲骨が浮くくらいの高さ(30度)まで、10秒かけてゆっくりと上体を上げる

3.その場所で10秒キープする

4.10秒かけて元に戻る

この1回30秒の腹筋を30回やってください。すごく効きますよ。腹筋をしている時は息は止めず、できれば複式呼吸をしてください。

4)お風呂

お風呂は体を芯から温める大切な機会です。シャワーで済まさずしっかり湯船につかりましょう。湯船につかる時はお湯はぬるめで15~30分くらいはつかってください。

半身浴をする場合、まずは全身浴で首まで温めましょう。首を温めると自律神経が整いますので、自律神経の乱れが原因の冷えにも効果的です。

4.最後に

今回は体の冷えと病気というテーマでまとめてみました。病気というと大げさのように思いますが、東洋医学で冷えは未病という病気になる前の段階と考えられています。なので、そのまま放置しておくと病気になってしまうんです。

たかが冷えと甘くみないで、改善しましょう。体を温めると疲れにくくなったり、やる気がでたり、意外な効果に気づくと思います。さくらも今冷え症改善中ですが、睡眠の質がよくなったりいいことづくめです。これからも冷え症改善を続けていくつもりです。

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